新しくなったプロフ画面を充実させてウェビ友を作ろう!

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cbkowatanabeさん

ステータス

日記投稿件数
80件
インプレ投稿件数
20件
Myバイク登録台数
2台
ウェビ友
2人
■車種名
HONDA ナイトホーク750
■Myバイク
HONDA CB750sc Nighthawk
■難易度
中級
先日、バイクをコカしてしまいメーターがおもいっきりバキバキに割れてしまいました。他にもあちこち擦っちゃったのですがあとはエンジンガードのおかげで本体は無事でした。なのでこのメーターで殆どの衝撃を受けたようなもので、お相撲さんがギリギリまで手をつかず顔から落ちていくようなのと同じです。あまりに申し訳なかったので即日補修をしました。

とりあえず、スピードメーターはカバー全壊だったのですが、奇跡的に内部構造は無傷だったので、外枠をストック品と交換です。

こちらがメーター本体です。写真だとわずかにしか見えませんが斜め下にエンジンケーブルを連結するジョイント部があり、内部に磁石の円盤が付いてます。ケーブルが回るとその円盤がローター内でグルグル回り、回転磁力につられて軸の付いたローターが少しずつ動きます。
写真はU字型のストッパーからピンが浮いて、時速約40km辺りくらいにローターが動いた状態です。上のゼンマイはローターの引き戻し用でダンパーも兼ねているようです。

こちらはタコメーターですが、本体の作りは一緒です。ただ旧来のものは先のゼンマイの劣化でダンパー効果が弱かったので、表示板と針だけ残してローター本体はストック品と差し替えました。
入れ替えついでに先日車検に通ったしびこさんのメーターと比較チェックしてみたら、しびこタコメーターでは3.000rpm→69kmなのですが、奈々子さんタコメーターで試走してみたら2.900rpmで同速度となりました。若干の誤差はあるようですね。
ちなみに針を交換する場合は、裏側から針の軸にピンセット等でアプローチしてゆっくり浮かすか、あるいは回転するローターを指で固定して針を慎重につまんでクニクニ回しながら慎重に抜き去ります。このタイプの針は意外にキツく刺さっていますから破損に気をつけてくださいね。

で、いよいよスピードメーターですが、正しい調整は『回転数はワイヤーが毎分637回転時に60kmにならなければいけない』そうで、そんな計測機械はウチにはないのでしびこさんのメーターと同じになるように合わせました。
スピードメーターは公道走行と車検が絡んできますので重要です。こちらは試走の結果、3.000rpmで8kmほど低く61kmを指していました。いろいろいじくったので、ゼロ点がズレてしまったようです。
なのでまず指でローター本体を回して61kmに固定し、針をググッと強引に8km増やし69kmのところにズラします。そして離すと針はゼロ点に戻るのですが、ズラしましたから当然8~10kmあたりで針は止まります。

そこで今度はローター外側のU字型のストッパーをニッパ等でつまんで広げると、広げた分だけゼンマイの力でローターが回りますから、針がゼロ点に向かってゆっくりと落ちていきます。そこでゼロピッタリになるようストッパーを調整します。

ちょうどいい位置に針が落ち着きました。同じ3.000回転でスピード表示が車検合格のメーターと、これで同じになりましたのでまず大丈夫です。

で、完成しました。
この機種のメーターは、個人的には均整の取れたとてもかっこいいメーターだといつも思います。
さらに個人的には、キロ表示は内側の赤色の表示で、メインの白字がマイル表示なところがちょっとインターナショナルなぶっとび感があって好きですね。
さらについでにインジケーターの右上が無表示になっているのは、国内仕様はここに『速度警告灯』の文字が入ります。日本ではそういったギミックなものがウケるんでしょうが、アメリカだと制限速度が日本と比べて圧倒的に速いので、いちいちランプが点灯してたら邪魔くさいんでしょうね。中には配線、電球もありませんでした。
さらにさらにオドメーターはマイル表示ですから、燃費計算では1.6093をかけて計算しないと、めちゃくちゃ燃費の悪いバイクとなります。最初ビックリしました。
メーター内部の照明色は落ち着いた緑色で、夜走りすると独特なマフラーの音と共に、なんだか80年代当時の匂いがしてとてもいいですよ。
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