はじめに春も5月中旬のこと、ツーリングするには いい季節になりました。外は青空が広がる素晴らしい天気、こんな日に家でゴロゴロしていては勿体ない、どこかへ出かけて来ようか、と いうことで、暇な私は 旅情たっぷりの信州方面へ ツーリングすることにしました。 コースは概ね秩父路から信州佐久へ、そして千曲川沿いに走り 民話の里「姨捨山」へ向かうことにします。かなりの距離になるので、状況により どこかで一泊することにしました。(ツーリング期間=2019.5.16~5.17)
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前回、「滸我」芳流閣の決闘で屋根から落ちて行徳に流れついた犬塚信乃と犬飼現八が、行徳の旅籠「古那屋」の主人犬田文五兵衛に助けられ、その息子犬田小文吾とも出会い、「孝」「信」「悌」の玉を持つ3犬士が出会ったところまでお話ししました。 犬江親兵衛の登場旅籠「古那屋」にいったん身を寄せた犬塚信乃ですが、「古那屋」の主人犬田文五兵衛の息子で八犬士のひとりである犬田小文吾と出会ったのもつかの間、小文吾の妹ぬいの夫房八は、「滸我」(古河)芳流閣から逃げ出した罪人犬塚信乃を引き渡せと犬田小文吾に迫りました。小文吾と房八は、切り合いとなり、切り合いの中で房八、ぬい、その子供大八は、死んでしまいます。しかし、こ ・・・