24ヶ月点検整備付きの車検とフォークオーバーホール、オイル漏れ修理などなどお任せいただきました。ありがとうございました!
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カワサキからサービスキャンペーン(無償修理)のお知らせが届きました。この「サービスキャンペーン」って名称が少しわかりにくいですよね。 メーカーが市場や社内などからの情報で必要があると判断した不具合について、お客様へ連絡し、改善の作業を無償で行う【回収】。 これらは国土交通省に届を出し、初めてお客様へのアプローチができるのです。そして、その内容により『リコール』『改善対策』『サービスキャンペーン』と名称が国の規定で決まっていますので、お客様に伝わり難い言葉ではありますが、この文言を使わないといけないのです。一般的には『リコール』と言えばわかり易いのですが、保安基準に適合しない、もしくはしなくなる ・・・
FZR750R OW01のシートを新作しました。純正のシートは薄く硬いため、長距離を走るとお尻が痛くなっていました。そこで、浜松市のシートジョイセカンドさんに依頼して、シートを製作しました。純正シートは、シートベースがないため、FRPでシートベースを作ることから始めました。試作を繰り返し、シートカウルとのフィッティングを確認しながらの作業です。表皮は、非常に質感の良いものを使い、アクセントとして赤いステッチを入れました。バックレストも作りました。乗り心地は格段に良くなりました。また、ハングオンする時のお尻の移動もスムーズにできます。シートベースの型がありますので、ご興味のある方はご連絡ください ・・・
CB1100Rの純正マフラーを取り付けます。レーシングスタンドだと、サイレンサーがスタンドに当たるので、車体はサイドスタンドで立てます。車体の右側にマットを敷いてマフラーを上に置きます。マットごと車体の下にずらして位置を合わせます。1人でも取り付けはできますが、サイレンサーやフレームに傷が付くのを防ぐため、当店では必ず2人で取り付けます。1人が車体の後ろ側でサイレンサーを持ち上げ、もう1人がエキパイを持ってフランジを取り付けます。通称、菊座フランジですが、フランジの中にカラーを入れて取り付けます。このカラーが落っこちやすく、はめにくいのですが、これは慣れが必要です。また、エキパイのガスケットは ・・・
CB1100Rの車検整備をしていますが、リアキャリパーのピストンの動きが悪く、マスターシリンダーのブーツ内にも、フルード漏れがあります。そこで、オーバーホールすることにしました。キャリパーのピストンを抜くには、ブレーキホースを切り離す前に、マスターシリンダーの油圧でできるだけピストンを出しておくのがコツです。抜いたピストンは、腐食が酷くなかったので、磨いて再使用可能なレベルでした。キャリパー側は、ダストシール溝にフルードのカスが溜まっており、これがピストンの動きを悪くする原因なので、丁寧に完全にカスを除去します。ピストンシール、ダストシールを付ける前に、キャリパーにピストンを入れて、すんなり入 ・・・
CB1100Rですが、フロントをぶつけてしまいブレーキディスクが曲がってしまいました。新品は廃盤なので、当店の中古在庫に交換します。いきなり交換するのではなく、まずはディスク単品で精度測定をします。定盤の上に置いて、取り付け面に対してディスク面の平面度を測定します。ホイールに取り付けたら、車体に組む前にまた測定をします。精度の出ている部品どうしを適切に組み合わせれば、精度の良いアッセンブリーができます。ホイールを車体に取り付けたら、キャリパーを組む前にサポートだけを組んで、キャリパーセンターが出ているか確認します。ホイールを回転させて、サポートとのクリアランスが変化しないか確認します。今回は、 ・・・
CB1100Rのエンジンをオーバーホールしていますが、シリンダーヘッドを分解している時に、バルブガイドのガタが大きいことに気が付きました。早速、ガタの測定をしてみます。サービスマニュアルでは、バルブガイドの内径とバルブステムの外径を測定して、その差をガタとみなすのですが、楕円に摩耗したバルブガイドの内径を測定するのは難しいので、バルブをガイドに差して直接ガタを測定します。ガタは0.8mmもあり、桁外れのガタでした。バルブガイドの打ち換え決定です。ガイドの打ち換え方法は、サービスマニュアルでは叩いて抜いて圧入するとしか書いてなく、簡単そうですが、実際にはそんなに簡単にはできません。バルブガイドは ・・・
カワサキプラザ川崎宮前、テクニシャン外山です。 皆さん、チェーンのメンテナンスは定期的に行っていますか? カワサキでは500km~1000km置きの、チェーンメンテナンスが推奨されています。チェーンはバイクの動力をタイヤに伝える重要なパーツです。チェーンは常に高速で動き続けているパーツで、チェーンに付着した汚れや錆びは、チェーンの寿命を縮める原因となってしまいます。そのため、こまめなチェーンメンテナンスを行うことで、チェーンの寿命は延び、より安全にお乗りいただくことができます。カワサキプラザでは、チェーンの注油、清掃作業も承っておりますので、面倒なチェーンメンテナンスも是非当店にお任せください ・・・
今回は当店でレンタルしているジャイロキャノピーの駆動系メンテナンスを行いました。ベルト交換時期だった為合わせてプーリーとトルカムの摩耗具合も確認したところ、共に段付きが見られたので、駆動系部品を一式交換することにしました。グリスアップも入念に行い、しっかりと組付け、修理完了です!!お客様にお出しする前に必ず行うメカニックによる試乗も行い万事問題なしです!!加速性能もベストな状態!!当店のレンタル車両につきましては、しっかりと定期的なメンテナンスを行い、お客様にベストな状態でご利用いただけるよう努めております。お客様車両につきましても、しっかりとメンテナンスさせていただきますので、ぜひ当店へのご ・・・
CB1100Rのエンジンオーバーホールで、最大の難関といえばシリンダーの取り外しです。スタッドボルトとシリンダーの間に砂利が入ったり、錆びてしまったりして固着しているのが原因です。いちばん手っ取り早い方法は、スタッドボルトを切削してしまう方法です。しかし、これは機械加工屋さんにお願いしなければなりません。ショップレベルでできる方法は、地道にスタッドボルトの固着を取るしかありません。固着を取るには、衝撃を与えるのが効果的です。ダブルナットを掛けてインパクトレンチで緩めれば、少しずつですが砂利が取れていきます。注意しなければならないのは、延長パイプなどを使って力技で緩めようとすると、スタッドボルト ・・・
CB1100Rのエンジンを降ろします。1100RはFと違って、フレーム右側のダウンチューブが溶接されていて外れないため、オイルパンを外さないとエンジンを降ろすことができません。オイルパン、オイルストレーナー、オイルパスボディなどを外すとクランクケース下面は真っ平になります。オイルパンの底には、たくさんの異物がありました。砂利はオイル注入口から入ったと思われます。オイル注入の時には、注入口の周りをしっかりと清掃することが大切です。エンジンは車体の右側に降ろします。1人がカウルステーを持ち上げていて、2人でエンジンを降ろします。カウルステーを外さなければ、配線を外す必要がないので工数短縮になります ・・・