新しくなったプロフ画面を充実させてウェビ友を作ろう!

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ラスカルさん

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ウェビ友
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  2013年11月04日

舐めると危険?サイドスタンドのガタ。

■車種名
SUZUKI グース250
■Myバイク
迦楼羅号
■走行距離
200000km
■難易度
中級
たかがスタンド、されどスタンド。
コイツが無くば、スタンドレスの迷惑自転車の如く、
路肩にもたれなければ駐車も出来ない重要部品です。

しかしコレが、
二十数年の酷使によってガタガタになってきた為、
已む無く部品交換に踏み切ったのでした。


どうやら原因は、スタンドのロッド部分を支えている、
ベースプレートのガタの様であったので交換の手配を・・・。

だが、待て、暫し!
イヤな予感がしたので試しに見積もりを依頼すると・・・。
的中!なんと、こんな板一枚で¥5000近く?!

無理!
金欠でそんなモン無理!
斯くして計画は頓挫・・・、しなかった。

実際どれ位ガタついているのかと云うのが、
こちらの連続写真。

何もしないで浮かした状態だと、これ位の角度。

荷重が掛かった時を想定して引っ張ると、
この角度。

多分20度前後は傾いている。
車体が直立したときの90度からの20度は、
大きい。

スタンドを掛ける度に、ズゴッ!
と左にズリ傾いていたのだ。

思えば約十年に亘る長いツーリング生活の中で、
荷物満載のままタンクやハンドル上に足を投げ出し、
そのまま寝るとかしていたし、
負荷は掛け捲っていたので無理からぬ事か。

そんなこんなで、
スタンドのベースプレートが欲しかったのだが、
とても¥5000近くは出せない。

そこで、困ったときの中古パーツ頼み。

ヤフオクで落札したのが、なんと¥100!
まぁ、送料等で¥1000近くなってしまったものの、
中古パーツ様様ですよ。


しかし、・・・なんかおかしい。

これが、純正スタンド普通の状態。

そして落札品との比較をしてみると・・・。

明らかにショート加工されてる?!
そういえば、解体元の車両画像は、
リアが下がっていたような・・・。


自分のマシンがケツ上げなので、
相対的にそう感じたのかと思いきや、
足着きの向上の為かは知らないが、
ローダウン仕様だったと云う事か・・・?!

このままでは、結局駐車時の角度が深いままだ。
どうする?

大丈夫だ、策はある。

そこで取り敢えず、
ベースプレートの取り外しに入ったが、
チェンジロッドが干渉してレンチが入らない。

面倒でも、それ位の手間は惜しめないと云う事か(苦笑。

チェンジロッドを外してプレートを外す。

リアショックのリンク軸と、
プレートの取り付けボルトが共用らしく、
シンプルさを追求しているのが解る。


後でこのボルトを締めすぎたらしく、
リアの動きが渋くなったのは内緒だ!
緩めて締め直さんと・・・、
ベアリングが逝ってなきゃいいけど(汗。

こちらがスタンドロッド部分を取り付けるボルト。
ボルトを穴に通してみて、ガタを確認する。

さっきの写真と比べてもはっきりガタがあるが、
もう一方の中古スタンドにもやはりガタがある。

すると此処のガタはあまり問題ではないと云う事か?
ボルト穴も、予想したような長穴ではなかった。

どうやら原因はそこではなく、
ロッドを受けるベースプレートの、
厚みの磨耗だった様だ。

右が入手した中古スタンドの物。
左はこれまで使用してきたスタンドの物。

スタンドのロッドが此処の厚みを咥えて、
ボルトを軸に旋回する。
咥える部分の厚みが薄ければガタつくと云う寸法。

策、と云うのはシンプルで、
古いスタンドロッドを、
入手した物に合体させると云うもの。

作業自体は10分以内に完了。
しかし古いロッドは咥える部分の内幅が、
磨耗して広いかもしれないが、致し方あるまい。

古いスタンドロッドのもう一つの特徴は、
二十数年間の酷使で底が抜けている事である(苦笑。

ある日、スタンドの裏から薄い鉄板が現れた。
ペラン、としたそれは、
磨耗し切って底の溶接部分から剥がれた底板だったのだ(笑。

秋の日は釣瓶落とし、等と謂いまして、
真っ暗になってライトを持ち出しても作業し難く、
ちゃっちゃと取り付けます。

このとき慌ててボルトを締めつけ過ぎたらしい(恥。

取付け後の連続写真。

作業前の約半分。10度前後のガタになっただろうか?

実際スタンドを掛け外ししてみても、
殆どガタを感じなくなった。

これ位のガタが、適当なクリアランスと云う事なのだろうか?
ともかく、納得のいく作業内容が得られて良かった。


長年同じマシンを愛し続けている方、
スタンドのガタは要注意かもしれませんよ?
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