たけさんのHONDA TL125(TLR125) 近況日記 「2023/6/18　腰下やってみる 02」

クランクケース合わせ面だけではない、外側の合わせ面とシリンダー合わせ面も

小径の方のベアリング、オイルの供給通路が干渉するからベアリングプーラーが

使用できないため新品交換は諦めた。

大口径のベアリングプーラー? これ手動の油圧式簡易プレス機じゃないと

外したり、圧入したりできないよね。

持ち込みで交換してもらえるバイク屋さんとは縁がないし、

個人でプレス機買っても使用頻度が極貧だからねぇ。⇒ このベアリング交換も断念。

今回はスプロケシャフトの両端のベアリング交換だけにする。

反対側のクランクケースに移る。

ノックピンが1ヶ所、錆て取れない。ラジペン、プライヤーなどで

試行錯誤してたらやっちまった。

あ～ぁ・・・。

落ち込んでてもしょうがないので

リュータ―を取って来て、ノックピンの内側をひらすら削り摘出成功。

疲れた。

ノックピンを摘出し、ガスケットを剥がしてオイルストーンで仕上げたら

次にニードルベアリングが目に留まった。

購入したニードルベアリングを持ってきて見比べてみるとちょっと違う。

購入したものは保持器が外れる、既存のものは保持器が外れないタイプ。

ベアリングの外径は同じに見える。保持器と外輪には結構ガタがある。

このベアリングを抜くべきか否かかなり迷った。

プーラーで一度抜いてしまえば再使用は確実にできない。

かといってこのまま組んだのでは、何のために腰下を開けたのか?って事になる。

スプロケのシャフトASSYを持ってきて、新規のベアリングをかませガタがどのくらい出るか確認したり、既存のままシャフトASSYをのせガタの大きさを再確認したり・・・。

結論、交換する事にした。

既存のベアリングを抜けば何処かに型式が刻印されているハズ、それで同じものを

再購入でもいいし、新規のベアリングを打ち込んでみてガタを確認した後でも再度交換は

できる。

今回はスプロケシャフトの両端のベアリングを交換する。

これで不具合が解消しなければそれでもいい、また別の方法を考える。

腰下を1度開けて復旧さえできれば、次もまたできるじゃん。って事にしよう。

で、購入したニードルベアリングを打ち込み、疲れ果てたので片づけをして本日の作業は終了。

外したベアリングの型式 シェル型(保持器が外れないタイプ)

NTN NK15✖23✖12 軸径×外径×厚さ

RUは不明?30年前だから旧式の型式表記だと思う。

NTN、日本ベアリング、IKO、NSKのHPカタログ探したけれど

軸径15mm×外径23mmのニードルベアリングは現在厚さ16mmのものしかない。

『ニードルベアリング NK 2312』で検索すると2つ出て来る。

830円のはChina製だろう、CG125用、WY125用とある、共にChinaバイク。

中国製のベアリングは嫌だ。

13000円のNK152312⇒高すぎて買えない、Amazonで3000円、怪しい。

ウェビックでも『NK 152312』でヒット、GPX用330円、China製だろうねぇ。

今日、打ち込んだNTNのベアリングで駄目だったらウェビックで買うしかないのかな。

使い方に少し問題があるが日本製のベアリングの底力を信じよう。

ちなみに新規購入したベアリング、15×23×13で 1mm長いのよね。

打ち込みはできたので機能上は問題ないと思うけど、保持器が軸方向にfreeだから

片面がケースと擦れる可能性がなきにしもあらず。

ま、全ては自己責任ということで・・・。

6/19

駄目もとでホンダのHPのお問い合わせにニードルベアリングが購入できるかメールしてみました。返信待ち。駄目だったらこのまま組みます。

クランクケースのベアリングの打ち替え、持ち込みでやってもらえるか

近くのホンダ系のバイク屋さんに聞いてみようと思います。

そんなに酷いガタはないので、駄目ならこのまま組みます。