Midwest Mountain Engineeringさんのクラッチレバーについて。自らへの戒めと取り付けを考えている方へ向けて記録を残す。
握る力が50%軽くなる、とネット上で聞き、SMCR用の表記は無かったがエンデューロに適合している様なのでM2Cを購入した。(上の画像。HPより引用)
素人の拙い施工でも取り付けは出来た。
握り込んだレバーがスイッチボックスに当たるものの、クラッチはしっかり切れた。
しかし、試走行すると看過出来ない問題が出てきた。
走行中、ギアチェンジ時にエンジンの回転が乱高下するようになってしまった。始めは自分の慣れの問題かと思ったが、どう操作しても乱高下は直らない。
ディーラーに持って行き見てもらった。素人に分かりやすく、かいつまんで『車体が常にクラッチが繋がっていると認識する状態になっている』と教えて頂いた。
つまり。クラッチは切れているが、レバーがスイッチボックスに当たることでセンサーが誤作動し(クイックシフターが作動)エンジンの回転数を自動調整していたらしい。
実際のクラッチは切れているにも関わらず、クラッチを切らないでギアチェンジさせるクイックシフターの機能が作動した事で、エンジンの回転数が乱高下するに至った様だ、と解釈している。
また、レバーに遊びが無さ過ぎて、走行中の振動により意図せずクラッチが切れて(半クラ状態になって)しまっているらしく、走行の仕方によってはクラッチを焼き兼ねなかった、とも説明してもらった。かなり危険な状態だったらしい。
ディーラーでは改善案をいくつか提示して頂いたが、純正レバーに戻してもらった。戻したら乱高下は直った。
知識や技術の無い自分には手に余る代物だった。
決してMidwest Mountain Engineeringさんのレバーが悪いのでは無い。そもそも690smcrに適合しない製品なのだ。それを強行した私が悪い。
ド素人故に間違いがあるかもしれないが、690smcrに乗り、Midwest Mountain Engineeringさんのクラッチレバーの取り付けを考えている方の参考になれば幸い。
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