タイヤをpowerGPからα14に交換しました。powerGPに不満が在った訳ではなく日々変動するタイヤ価格のせいで今はα14の方がだいぶ安くなっていたので仕方なく銘柄変更です。
貧乏性なのでタイヤ交換はレバーを使い自分でやります。フロントタイヤは特に苦労も無かったんだけど、リアはサイドウォールがえらい硬くてビードを落とした状態を維持するのが大変でした。今まで必要な場面が無く使っていなかったビードキーパーなる工具が初めて役に立ちました。いつもは足で踏んづけてビードを落としてるんだけど、踏んだくらいでは全然落ちない剛性の高さです。よく調べてみたらサイドの剛性の高さがα14の売りの一つみたいです。 powerGPのミシュランタイヤは軽点(タイヤの一番軽い場所)を表示する黄色マークが無いため位置合わせもせずに取り付けていました。その結果はバランスウエイト80gと言う悲惨な状態に・・・ α14は軽点マークが在るのでそれに合わせて組付けた結果バランスウエイトは15gに収まりました。しかし何故かシミーが発生、75km前後でハンドルがブルブルします・・・
●α14短期インプレッション
powerGPと比べて大幅にゴツゴツ感が少なく感じます。この振動吸収性もα14の新技術だそうで納得させられました。これならツーリングも快適そうです。
セッティングは意外とpowerGPと差ほど変えなくて良い感じ。軽快感はpowerGP、安定感はα14の方が上かな。グリップは似たような感じで大きい差は無いと思えました。狙ったラインをトレースし易く、イン側アウト側にギリギリを詰めて走れるようになったのでMT-10との相性は良いですね。もちろんちゃんとセッティングしての話ですけど。
追記
峠にツーリングにと2000km程度走りました耐久性は予想より良い感じ。ハンドリングの悪化も少なめ。まだまだ使えそう。powerGPと比べてフロントの減りが早く、かなりソフトなコンパウンドを使ってるみたい。パワーをガンガン掛けて後タイヤを減らさないと摩耗バランスが悪くなっちゃいます。ツーリングが多く変な摩耗をしているのに不思議とハンドリング悪化も非常に少ない。温度依存が少し高めと言う事を除けば非常に優秀なタイヤです。
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