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無印欠品さん

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VTZキャリパーピストン定番改造でやらかした件について

車種名
HONDA VTZ250
Myバイク
ビューティーさん

VTZやSPADAのブレーキ関連定番改造に、キャリパーピストンの他車種流用というのがある。VTZ/SPADAのキャリパーピストン先端には、ブレーキタッチ改善と称した感度を鈍らせるための木片ダンパーが仕込まれており、それを除去すべくCB400などホンダ他車種から部品を流用するのである。流用しないまでも、ダンパー材質を金属板に換装したり、ダンパーを取り外すだけでも、ぷよっとしたブレーキタッチがハードに改善されるというのである。

せっかくならもとの形状を維持し、木片だけ金属化するというのが大人の改造であろう、ということで木片代用として外形22φ厚み1.0のワッシャ2枚をホムセン調達シリコンシーラントを薄く引いてキャリパーピストン先端に貼り付けた。

2時間の突貫工事であるにもかかわらず、最後はエア抜きまでやって、よし完璧。
と思いきや、ブレーキがかかりっぱなしで、タイヤが全くまわらない。組付け間違えたかともう一度ばらしてピストンを手で押さえてみたが、うーんピストン動作は渋いがいちおう引っ込んでいるし、固着とまでは言えないかも。ピストン廻りに注油して組み上げてみると、やっぱりタイヤまわらない。

もいっかい外して、ブレーキクリーナーをピストンまわりに吹いて、とやってみたがいっこうに改善されない。

どうやらシリコンシーラントの半乾き状態で組付けたのがいけなかった。やっちまったぁ、ダストシールあたりにシーラントこびりついているのかナー。

ということでけっきょく外して、フルード抜いて、ダストシールとオイルシールを掃除、とあいなりました。

でもって、結論から先に言うと、分解掃除だけでは状態改善にはいたらなかった。

シールを調達して、再度オーバーホール。
シール類はともかく、シールが入る溝が汚い!なんじゃこりゃぁあああってくらい汚い。

洗濯槽クリーナーに漬け込み水洗い、歯ブラシにクレンザーでごしごし。それでも取れない部分は#1500の水研ぎペーパーがけしとブラスワイヤブラシでゴシゴシ、千枚通しで固形物をガリガリ...

溝にあった塊は取れた。溝はけっこう黒ずんでいるけれど、大きな損傷はなさそう。

キャリパーピストンは黒いシミみたいなものを、#2000番の水研ぎペーパーで軽く削ぎ落し。あまりガシガシやるとフルードが漏れたりシールを痛めるもとになるし、メッキが弱るんで、最小限に磨く程度。

左が調達したシール類で、右が外したシール類。
外したシールの裏側にアルミ(?)材的なものがくっついている。

ダストシールは、けっこうリップがやわらかくて、ペーパーで汚れおとそうとしたら一部欠けた。なるほど柔らかいリップに、シーラントのような柔らか系汚れは天敵なのかも。シリコーン素材にはシリコーンが天敵なのである、仮説をたてておく。

もっとも、シールが古いからそのような外敵を排除しきれない、という見かたもできる。30年車両だしねー。前オーナーも(誰か知らないが)放置プレイだったので、キャリパーシールなんて換えたことないだろうし。

シールの裏には、住鉱HGを薄く塗っておいた(サビ除け)

フルードを潤滑材としてキャリパーピストンを組付けた。わずかに指先に力を入れると、底までスコンと入った、ものすごく軽い。シール新品の時って、こんなんだなぁ。これはすごく気持ち良い。数年周期でシール交換やるかもね。

ということでオーバーホールして、シールを換えて、フルード入れたら、タイヤの固着は解消した。

教訓:ブレーキにシリコンシーラント(生)は大敵

おあとがき:もともとの木片とったブレーキタッチの改善効果は、うんうんたしかにハードになったよ。でも、フロントフォークのノーズダイブが激しくなったことの方が気になりだし、差し引きゼロ

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