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バイクマン1995さん

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JB7ライフターボ ヘッドライトウレタンクリア塗装DIY


5年前に一度ウレタンクリア塗装をしたのですが、4年ほどで剥げ始め5年で半分くらい剥げたので再施工。前回は横着してハードコートを剥がさずピカール研磨のみで足付けせずに施工した上、ずっと南向き青空駐車していましたから当然かもしれません。それでも5年ぐらい持つって事ですが。。。
今回はちゃんと足付けしてからウレタンクリアを塗装してみました。写真はウレタンクリア塗装後です。

まずヘッドライトをマスキング。最初は#320でウレタンクリアを削ります。ペーパーは5cm×10cm程度にハサミで切って裏に番手を記入しておくと間違いも起こらずいいでしょう。水をたっぷりかけながらペーパーもケチらず交換して行う方が研磨作業が早く終わります。30分ぐらいかかったでしょうか。意外と早く終わりました。
ここからは順に番手を上げて傷消しを行っていきますが、各番手5~10分で終わりました。完了の目安としては磨き抵抗がなくなったら大丈夫です。#600→#800→#1000→#1500とペーパー掛けして塗装の足付けとしました。

#1500で足付完了後の写真ですが、向かって左側は乾燥状態、右側は水で濡らした状態です。
見た目が随分違いますね。参考にしてください。
この程度の状態でもウレタンクリア塗装をすると文字通りクリアになりますので心配はいりません。
ネットで検索して自分なりの方法で施工してみるといいでしょう。
ヘッドライトのウレタンクリア塗装はたとえ失敗してもリカバリーもできますし、少々手間はかかりますが再施工が可能なので必要以上に恐れることはありません。

塗装準備です。
ウレタンクリアは水気を嫌うとのことなので水分を除去します。とりあえず走ってきます笑
そして残った周囲の水分をウエスで拭き取り、エアダスターを吹いて乾燥させます。次に脱脂ですがプラOKのパーツクリーナーで行い、念のため再度エアダスターでヘッドライト本体と周囲の水気を飛ばします。
ウレタンクリアは予想以上に周囲に舞い、車のガラスやボディに付くと相当厄介なので広い場所に移動します。他の車やバイクとかなり距離をとれる場所がいいでしょうね。マスキングは100円ショップの1m四方のゴミ袋8枚×2ケ=16と養生テープで行いました。ボディ後部までマスキングします。車側はこれで準備完了です。
ウレタンクリアは前回と同様にソフト99の2液混合タイプを使用。事前に缶を45℃~60℃くらいのお湯で温めて安定した噴射を得る保険とします。人間側は長袖長ズボンで手袋・塗装用マスク・保護メガネ着用でウレタンクリアを吸引しないように厳重にガードします。

本番2~3回で仕上げるつもりで行います。最初は薄めで塗ってみて距離を縮めたり移動速度を遅くするなどして微調整して自分なりの塗り方を習得してください。すぐに分かるはずです。ライフはヘッドライトが曲面なので同じ距離を保つのに苦労します。

今回は厚塗り1回目はまだスリガラス状態で厚塗り2回目で5~7割が透明になる程度、厚塗り3回目で透明感の無い場所を修正塗装する状態でした。1回の厚塗りで同じ場所をすぐに重ね塗りしたりしても大丈夫です。片方1分程度で1回の厚塗りを終えても何の問題もありませんので落ち着いて作業しましょう。塗膜が白くなったりしても数秒で透明に戻るのですがそれ以上塗り重ねると垂れてしまうので慌てないで次の場所に移りましょう。次の厚塗りで修正がいくらでも可能です。個人的に厚塗りは垂れたらだめであまり攻め過ぎないようにした方がいいと思います。多少のゆず肌はウレタンクリア塗装後に修正できますのでウレタンクリア塗装のみで仕上げようとこだわらない方がいいでしょう。それが出来ればベストですが。適度に透明度が出るようにできるだけ薄く塗って後で修正する、ぐらいの気持ちでいいと思います。垂れまくったら後が大変です。

ミッチャクロンは前回と同様に使用しません。透明度が下がるという記事も見受けられますし、作業の手間を省くのと足付けして捨て吹きをちゃんとすれば不要と判断しました。今回は気温23℃風速2m以下でカラッとした天候でした。捨て吹き以外は10cm程度しか離してスプレーしないので影響は軽微でしたが。捨て吹き1回目→10分インターバル→捨て吹き2回目→10分インターバル→厚塗り1回目→10分インターバル→厚塗り2回目→10分インターバル→仕上修正 で完了です。

まず捨て吹きを10分間隔で2回行います。本番の厚塗り塗装の乗りを良くするのとヘッドライトのポリカーボネートをシンナーの攻撃から保護するのが目的です。捨て吹きのシンナーを十分に飛ばすために10分間インターバルを置くといいようです。捨て吹き後の曇り具合が#1500のペーパーで足付けした後と変わらない状態でOKです。逆に最初から透明度が出るような塗り方は捨て吹きとしては駄目であとでクラックなどが出て失敗のもとです。「ヘッドライト表面を一度薄いウレタンクリアで完全に覆う」のが目的です。厚塗り塗装の吹き始めと吹き終わりはヘッドライトの外側で行い塗装面が荒れないように気を付けます。

ウレタンクリア塗装のみでは、少しの垂れがありごく一部格子状のクラック(厚塗りし過ぎ)となりましたが後で修正できました。
写真は最終仕上げ前ですが実物をかなり近くで見ないとクラック等は分かりませんでした。
これで完了としてもいいぐらいで、「修正(磨き)が必要な時点でウレタンクリア塗装が失敗だ」などという厳しい先輩もいますがプロではないので修正します笑
最後の磨きは塗装してから7日間は空けます。ウレタンクリアが完全に硬化するまで我慢です

仕上げ後の写真です。
まず、垂れた所と格子状のクラックが入ったような所を#1500で少し強く削り周囲との段差をなくします。クラック状になった場所も平滑になりホッとしました。やはり捨て吹きや重ね塗りが効いていてヘッドライト本体や最初の頃の厚塗り層は侵していないようです。全体を#1500で磨いて小さいゆず肌が目立たない程度に軽く研磨します。5分程度しか研磨しませんでしたがゆず肌はほとんど目立たなくなりました。
今回の最終仕上げは#2000→ピカールで完了としました。十分透明感も出てますし塗膜も薄くしたくない&研磨しろを残しておこうという事です。まあ手間も惜しんだのですが。写真では分かりにくいですがヘッドライト球(LED)がよりクッキリ見えるようになりました。車検対策(カットライン)にもなり対向車への迷惑(グレア)も減って実用性も向上。個人的には、仕上げはした方が見た目も含めてよろしい。という結論です。
長くなりましたが参考になれば幸いです。10年持ってくれたらいいなあ~

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