新しくなったプロフ画面を充実させてウェビ友を作ろう!

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えだまめさん

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8件
インプレ投稿件数
2件
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5台
ウェビ友
0人

フロントフォークのオーバーホール

車種名
YAMAHA WR250R
Myバイク
YAMAHA WR250R
作業工賃
区分 項目名 数量/工数
(h)
単価
(税抜)
金額 消費税 メモ
小計 (課税分) ----
消費税 ----
小計 (非課税分) ----
値引き ----
総額 ----
実作業時間目安 ---- 時間

1 きっかけ
購入時からフロントフォークのアウターチューブに激しい腐食がありま
した。
その分販売価格は安かったものの、いつかまともにしたいと思っていま
した。
そんな折、運良く割ときれいめなフロントフォークをオークションで落
札できました。
ただ、オイルにじみがあるとのことだったので、オーバーホールに挑戦
してみることにしました。
着手時点での走行距離は33212km

写真は今まで使っていた、ぼろい方のサスです。
アウターは腐食し、引っかいたように浮きが生じています。
インナーは比較的きれいですが、点サビがあります。
後述していますが、ダンパーロッドにサビがありました。
またスプリングにもサビがあり、白い布で拭くと一回で茶色くなってしまうほどでした。

2 苦労したこと
(1)ダンパーロッドの取り外し
フォーク底面にあるベースバルブと、ダンパーロッドを外してやるこ
とでインナーとアウターを分離できます。
作業自体はベースバルブを14mmHEXで回してやるだけですが、普通
にやるとダンパーロッドが共に回ってしまうため、回転を押さえる工具
が必要です。
特殊工具として販売されていますが、価格は安くて5000円以上。
というわけでホームセンターで単管パイプを購入し、先端を削って自
作しました。
結果的にはうまくいき、無事分離に成功しましたが、ベースバルブ部
分にはネジロックがついているせいが、手工具では回りませんでした。
インパクトドライバーで緩め、そこから自作工具を使ってなんとか取
り外すことができました。
(2)ベースバルブが抜けない
地味でしたが、困りました。
結論的には、ただ刺さっているだけで、引き抜けばいいだけです。
マイナスドライバーを使いテコの要領でやるのですが、縁に干渉してうまくいきません。
縁の部分にラジオペンチをあてがい、支点の高さをかせぐとうまくいきました。

3 難易度
今回の作業では
・現在のサス(ぼろい方)の分解
・新しいサスの分解、組み立て
を行いました。
困ったことに挙げた点は苦労しましたが、それ以外は作業的に難しいと
ころはありませんでした。
サービスマニュアルと必要な工具、それと時間があればなんとかなりま
す。
また、「フロントフォーク オーバーホール」などで検索すれば、動画
も見つかります。
マニュアルのイラストにない部分は、動画がとても参考になりました。

4 費用
今回は新しいサス、必要な機材を購入する必要があったため、総額はそ
れなりのものになりました。
参考として、
・次回のOH時には再購入が不要なものの費用を除けば約14000円
・オイル交換のみなら約6000円
が必要と見込んでいます。

オイルレベルゲージは2000円以下で買えます。
写真には載せていませんが、油量をはかる軽量カップはホームセンター
の塗料コーナーにあるプラ製の計量カップを使いました。
500円前後だったと思います。
シールプッシャーは4000円前後と少々値が張ります。
塩ビ管などで自作もできるみたいですが、シールはデリケートパーツな
ので専用工具を買いました。

5 重要性
ボロい方のサスの状態は非常に悪いものでした。
・ダンパーロッドにサビあり
・オイルはヘドロ色で腐敗臭。金属粉も大量。
おそらく販売後メンテンナンスされてなかったのだと思われます。
07年式なので、最長13年間もノーメンテ。
走行距離は約3万キロですが、年1くらいのサイクルでメンテしてあげた
いですね。

写真は取り出したオイルをペットボトルに移し、照明を背に撮影したも
のです。
逆光というわけではなく、単純に透過しません。
粘度はサラサラですが、金属の粉が沈殿するほど混入し、さかなの腐っ
た匂いがしていました。ちなみに新品オイルはほぼ無色透明、無臭です。

6 まとめ
サービスマニュアル片手に、フロントフォークを初めてオーバーホールしてみました。
本来の性能を取り戻すことももちろんですが、普段できない部分の清掃や磨きができたことも
メリットに感じました。
足回りの整備なので「簡単だよ!おすすめ!」とは安易に言えません。
ですが、決して無理ではない、挑戦しがいのあるメンテ作業だと思います。

それと、定期メンテンナンスの重要性を改めて思い知りました。
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コメント(全3件)

ホメ男さん
はじめまして。WR250R乗りのホメ男と申します。
WR250RのFフォークがオイル漏れをしたので、えだまめさんのブログを参考に自分でやってみようと思っています。
初対面にもかかわらず厚かましいのですが、分からない点があるので教えてください。
ブログを拝見するとサービスマニュアル通りに、特殊工具でフォーク底面にあるベースバルブと、ダンパーロッドを外してからインナーとアウターを分離していますが、ダンパーロッドを外さなければインアーをアウターから抜けないのでしょうか?WR250Fのオイルシール交換をみると、ダンパーロッドを外すことなくインナーを抜いているようなので、もしWR250Rも同様に抜くことができれば特殊工具も必要なく、少しは楽になりそうなのですがどうでしょうか?

それから、特殊工具の材質は金属をグラインダーかなにかで削って作ったのでしょうか?

色々質問し申し訳ありませんがよろしくお願いします。
  • (0)
  • 返信
えだまめさん
>>ホメ男さん
はじめまして、こんにちは。

○自作の特殊工具について
記事中にあるとおり素材は単管パイプ(鉄)です。
工具はグラインダーで荒削りし、ヤスリで仕上げました。
役目を果たすという意味では十分ですが、バリが残っていたり、かみ合わせの精度が悪いとパーツを傷つけ、最悪パーツ側がなめます。
できるよ、という程度で、正直おすすめはしません。

○チューブの分離について
結論からいうと、ダンパーロッドを外す作業が必須になると思われます。
インナーとアウターは引っ張って分離させるのですが、ダンパーが残っていると、ダンパーの最大伸長が先に来て、チューブを分離できるところまで引っ張れません。
したがってRの場合はダンパーの取り出しが必須と思われます。

WR250Fについてはネットの知識のみですが、WR250Rとは似て非なる別のバイクだそうです。
流用パーツもほぼなく、したがって工程も流用できるものは限りなく少ないと思いますよ。
  • (0)
  • 返信
ホメ男さん
ご丁寧なご説明ありがとうございました。
とてもよく分かりました。
頂いたアドバイスを参考にして自己責任でやってみたいとおもいます。
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  • 返信

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