ビーナスラインの魅力やらなんやらについては、
バイク雑誌や先輩ライダーの方々が既に有用な情報をたくさん提供してくれているので、
私は私にしか出来ない目線で、ビーナスラインについて書こうと思います。
題して「初心者ライダーでもビーナスラインは楽しめる?」
それを語るに当たり、まず私の身体スペックとマシン。
年齢:30代前半
障害:身体障害者、左脚膝関節機能全廃(=左足の膝が全く曲がらない)
体力:障害者になってからは、1分間早歩きしただけ完全に息が上がって肩で呼吸します。
体育の成績:ずっと一番下でした。というか体育が一番嫌いでした。いわゆる運動音痴です。
マシン:ホンダNM4-02(DCTによるオートマ車)
左脚でバイクの操作は何も出来ないので、
左脚はステップの上に載せてるだけで、両腕と右足だけで運転する形です。
次にライディングスキル。
大型二輪免許取得:19歳の4月?、運動音痴、体力不足がネックで卒検2回目でなんとか
乗ってたバイク:カワサキZ750S(2006年式)
事故:19歳の7月。大学の課外授業に遅れそうになり、焦りながら駐輪場を探しさまよっているうちに、単独自爆。
2年以上に渡る入院、治療の上、障害者となった後に適性検査を受け、免許再交付受けるも、10年間ペーパーライダー状態。
リターン;29歳の8月に4D9マジェスティで復帰
とまぁ、こんなところです…。
要約すると
「もともと体力も運動神経も無かった上に、乗車期間も短い、さらには実質脚を一本使えない、ライディングスキル最底辺ライダー」
ということです。
そんなヤツが、オートマとはいえナナハンに乗ってるという時点で、身の丈にあってないですよね。
これで漸く本題。
このライディングスキル最底辺ライダーが、この度、平日の朝からビーナスラインと裏ビーナスに行ってまいりました。
結論から言ってしまうと…
「無事帰ってこられたし、かなり楽しめた」
です。
脚を一本使えない私が楽しめたのだから、多くの五体満足な初心者ライダーの方々であれば、十分楽しめると思います。というか、間違いなく私よりも楽しいと思います。
では、そのためのポイントを2つ紹介します。
コメント(全2件)
私も今月14日にビーナスへ行ったのですが連休初日ともいう事も有り、少しイライラして帰ってきた一人です。 日誌を拝読させて頂き、目から鱗が落ちる思いと自身の余裕の無さに少し反省しております。 これからは心にゆとりを持ち安全運転に努めたいと思います。
まさかコメントを書いてくれる方がいるとは思ってなかったので…w
私自身が障害を負うことになった事故が「初見の場所に時間通りに着けず焦って自爆」だったもので、
事前にリスクを減らすことに関してはかなり気を使うようになりました。
慎重を通り越して臆病といえるレベルだと自分でも思うのですが、
バイクという乗り物と付き合い続けるには、それくらいでいいのかも知れませんね。