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ブルーソニックさん

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ウェビ友
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初心者ライダーでもビーナスラインは楽しめる?

ツーリング期間
2018年05月25日 ~ 2018年05月25日
車種名
HONDA NM4-02
Myバイク
HONDA NM4-02

ビーナスラインの魅力やらなんやらについては、
バイク雑誌や先輩ライダーの方々が既に有用な情報をたくさん提供してくれているので、
私は私にしか出来ない目線で、ビーナスラインについて書こうと思います。

題して「初心者ライダーでもビーナスラインは楽しめる?」
それを語るに当たり、まず私の身体スペックとマシン。

年齢:30代前半
障害:身体障害者、左脚膝関節機能全廃(=左足の膝が全く曲がらない)
体力:障害者になってからは、1分間早歩きしただけ完全に息が上がって肩で呼吸します。
体育の成績:ずっと一番下でした。というか体育が一番嫌いでした。いわゆる運動音痴です。
マシン:ホンダNM4-02(DCTによるオートマ車)

左脚でバイクの操作は何も出来ないので、
左脚はステップの上に載せてるだけで、両腕と右足だけで運転する形です。


次にライディングスキル。

大型二輪免許取得:19歳の4月?、運動音痴、体力不足がネックで卒検2回目でなんとか
乗ってたバイク:カワサキZ750S(2006年式)
事故:19歳の7月。大学の課外授業に遅れそうになり、焦りながら駐輪場を探しさまよっているうちに、単独自爆。
2年以上に渡る入院、治療の上、障害者となった後に適性検査を受け、免許再交付受けるも、10年間ペーパーライダー状態。
リターン;29歳の8月に4D9マジェスティで復帰


とまぁ、こんなところです…。
要約すると
「もともと体力も運動神経も無かった上に、乗車期間も短い、さらには実質脚を一本使えない、ライディングスキル最底辺ライダー」

ということです。
そんなヤツが、オートマとはいえナナハンに乗ってるという時点で、身の丈にあってないですよね。


これで漸く本題。
このライディングスキル最底辺ライダーが、この度、平日の朝からビーナスラインと裏ビーナスに行ってまいりました。

結論から言ってしまうと…
「無事帰ってこられたし、かなり楽しめた」
です。

脚を一本使えない私が楽しめたのだから、多くの五体満足な初心者ライダーの方々であれば、十分楽しめると思います。というか、間違いなく私よりも楽しいと思います。

では、そのためのポイントを2つ紹介します。

ポイント1
「とにかく減速する」
リッターバイクやSSに乗っているイケてるライダーの方々は、速度を落とさず、車体をひらりひらりと翻し、縫うようにワインディングを駆け抜けていきますね。
もし、「ビーナスを楽しむ」ということを上記のように理解しているなら、残念ながらそれを初心者がいきなりはできません。
ですが、ビーナスラインの魅力はチンタラ走っても十分感じられます。

もし、減速すること=恥ずかしいことと考えているなら、まず、それを改めないといけません。スキルに見合わぬ速度でコーナーへ進入し、もし対向車線へはみ出し、そのときに対向車が来ていたら…?恥ずかしいだけでは済みません。下手したら自分が死にますし、相手を殺しかねません。

「煽られるやつには煽られる原因がある」なんて声も聞きますが、それは都市部の整備された道路で必要以上に遅く走る行為や、交通の流れを乱すような行為をしているからだと考えます。
ライダーが不安や危険を感じ、そのリスクを回避するために行う減速は、決して恥ずかしいことでも、迷惑なことでもないはずです。

そもそも、ツーリングロードでは、ゆっくり走っていれば、勝手に追い越していってくれます。もし、抜きどころがないようなところなら、左にウィンカーを出して、路肩側によって減速ないし一時停止して、譲ればいいのです。
「お先にどうぞ」という意思表示と、少しのスペースを作ってあげれば、イケてるライダーの方々は、「譲ってくれてサンキュー」というハンドサインとともに、ヒュンッと抜き去ってくれます。

ポイント2
「事前に、不安要素を少しでも減らしておく」
今回、私は5月下旬の平日の朝5時半に出発しました。
まず平日、というところ。
土日祝日と比べて、圧倒的に交通量が少ないです。ツーリングロードがあるような観光地は殊更。
つまりは、オラ付いたライダー・ドライバーがごった返す(は言いすぎですが)状況に身を置くリスクを取るか、上司や同僚に「はぁ?有休?」と白い目で見られるリスクをとるか…ということです…!(つらい)

うちはブラックだから平日なんか無理!!
という場合も、時間の調整だけでもかなり改善できるはずです。
自宅を暗いうちに出て、現地では日が昇っている、くらいなら、かなり空いていると思われます。そう考えると、私の5時半出発は遅すぎるくらいです。
ただ、早すぎるとリスクも有り、現地のガソリンスタンドやコンビニ・スーパーがまだ開いていない可能性があります…。

そのあたりも含めて、事前準備・下調べは念入りに行うことに越したことはありません。



まとめると、
「事前にリスクはできる限り減らしておいて、しっかり減速して走れば、ビーナスラインは初心者でも十分楽しめる」
と、いうのが私の考えです。

「こんなのビーナスラインを楽しんでいるうちに入らねーよ」という意見はもちろんあると思います。
最近雑誌の企画にもなっていましたが「初心者が大型乗ってもいいの?」という問題と同じで、結局「何を持っていいとするか、自分がどのレベルになりたいのか」という、各々の目標設定に依るのです。
「大型に乗っていいか?」とだけ言っても
・マシンスペックを最大限引き出し、ワインディングを華麗に駆け抜け、サーキットでもコンマ1秒のタイムを競う
というところをゴールとするのか
・とりあえず転ばずに街乗りできて、たまにツーリングに行ければいい
というゴールにするのか、では、答えが違ってきます。

なので、最終的な結論は
「初心者なりの楽しみ方でいいのなら、事前にリスクはできる限り減らしておいて、しっかり減速して走れば、ビーナスラインは初心者でも十分楽しめる」
ということになります。


もし、自分がビーナスに行っていいのだろうか…?と悩んでいる初心者ライダーの方がいらっしゃったら、参考になれば幸いです。

「オートマに乗ってる障害者でも楽しかったんだから、自分でも大丈夫だろう」
と、大いに自身を持っていただければと思います。
それでは、よい旅を。
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コメント(全2件)

mituruさん
ブルーソニックさん こんばんは
私も今月14日にビーナスへ行ったのですが連休初日ともいう事も有り、少しイライラして帰ってきた一人です。 日誌を拝読させて頂き、目から鱗が落ちる思いと自身の余裕の無さに少し反省しております。 これからは心にゆとりを持ち安全運転に努めたいと思います。
  • (1)
  • 返信
ブルーソニックさん
mituruさん コメントありがとうございます。そして返信できておらず申し訳ありませんでした。
まさかコメントを書いてくれる方がいるとは思ってなかったので…w
私自身が障害を負うことになった事故が「初見の場所に時間通りに着けず焦って自爆」だったもので、
事前にリスクを減らすことに関してはかなり気を使うようになりました。
慎重を通り越して臆病といえるレベルだと自分でも思うのですが、
バイクという乗り物と付き合い続けるには、それくらいでいいのかも知れませんね。
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