新しくなったプロフ画面を充実させてウェビ友を作ろう!

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shinchangさん

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ウェビ友
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ドゥカティ 998 タイミングベルト交換

車種名
DUCATI 998
Myバイク
998 bipost STRADALE

前回はショップに出しました。確か2013年ごろだったと思いますが。その頃から15000km以上は走ってるはずです。

私はヘインズ サービス&リペアマニュアルという本を持ってまして、それによると10000kmごとにベルトの張り具合をチェックするべきらしいです。以前にもベルトの張り具合を見ようとしたことはあるんですが、配線やら何やらゴチャゴチャしてて面倒くさくなってやめました(笑)

今回はウェビックでイタリアのDAYCOというメーカーのベルトが注文できたので、買っちゃったわけです。純正が25000円くらい、DAYCOは10000円と半分以下なんですねぇ!お小遣い制のドカ乗りにはなんとも有難い話じゃないですか!ま、それもこれも無事に交換できれば、の話なんですが。

画像は前シリンダーのカバーを開けたところ。ただそれだけなんですが、カバーのネジが固着してて舐めないように回すのに結構苦労しましたよ。やっぱり何年も放っておくと、固着しちゃうんですね。

後ろのシリンダーのカバーも外すんですが、前に比べるとアクセスしにくくて、燃料タンクは外す、エアクリから繋がってるエアボックスのネジを緩める、エアファンネル外す、という作業が必要かと思われます。そうすることでエアボックスがガバガバになって後ろのシリンダーにアクセスできるようになります。で、六角レンチが妙な角度で刺さってるんですが、フレームのすぐ裏にネジがありまして、どう考えても真っ直ぐレンチを刺せない、手持ちのヘックスビットは使用不可な所にネジが存在してるんですね。回せねぇよ、こんなの。しょうがないんで、ナナメに刺してラジオペンチでグッてやったら、なんとか回りました。ネジ舐めるか、工具壊れるかどっちかですよね。元に戻すときは緩めに締めとこう。

で、なんとかフルオープンに漕ぎ着けたところで、本日はお終いです。

さて、無事に交換できるかどうか…。

前回はエンジンのカバーを開けたところで終わりました。今回はいよいよ新しいベルトを装着します!さぁ、ちゃんとできるでしょうか?

まずギアを入れてタイヤを回すか、エンジンの左サイドにある専用のネジ穴からもクランクシャフトを回すことができます。ローに入れてタイヤを回しました。上のギアにシフトした方が楽だと思いますが、ローでも回せないことはないです。で、画像のようにプーリーのマークとエンジンのマークを合わせます。マークを合わせると水平シリンダーが上死点になっているようです。

エンジン左サイドからクランク回す場合は、こんな感じのSSTを作ります。実際にはもっと長くないと使えません。ヘインズ本によると、エンジン側から適切な大きさのスペーサー、M8のナット、M8のボルトの順に挿入。しっかり締めこんだあと、「反時計回りに回す」とクランクシャフトが「正回転」します。クランクシャフトを直接回すので、ギアはNでいいですね。

クランクシャフトを回し、点検窓から見えるフライホイールのマークを合わせます。すると、水平シリンダーが上死点になっているはずです。

マニュアルによると、本来なら水平シリンダーのカムシャフトのプーリーは、上死点の時、縦一列にマークが並ぶようなんですが、うちの998の場合はご覧のようにマークがずれてます(汗)


えーっ!!マニュアルと違うし、YouTubeの動画とも違う…。


でも乗ってる時、何も異常は無かった…。ってことはこの場所でバルブタイミングが合っている…。

プーリーをよく見るとマーク自体は対角になっている。

それならば、この間隔を維持してベルトを交換すれば、問題なく動くはず!

ここで重要なのは
「古いベルトにプーリーのマークの位置を修正液で目印を付けてから外す。」ということに尽きます。

何故なのか。

それは、「ベルトが無くなったプーリーは凄い勢いで回ってしまう」
ということなんです。

プーリーが回ってしまって、ベルトにマーキングしていなければ、ベルトによるバルブタイミングのチェックができないですからね。

プーリーが正規の位置に来るエンジンの場合はそれでも行けるかも知れませんが、自分の個体のような場合は、どこが正規の位置かわからなくなります。

ちなみに回ってしまったプーリーは手で簡単に戻せます。ということは、ベルトをかける時にも簡単に動いてしまうということでもあります。

順番的に垂直シリンダーからベルトかけます。垂直シリンダーはてっぺんに2つのマークが並ぶのが正規の位置。やっぱり180度ずれてるんで、マークを増やしました。

しっかりとマーキングして新しいベルトをかけます。マークのズレ無し。それにしても水平側はめちゃくちゃベルトが硬くてかけづらかったです。

ベルトのテンションチェック。水平側からやります。携帯のアプリです。129Hz。どこが正しいのかわかりませんが(爆)緩めると86Hzになり、締めると176Hzになったので、間取りました(笑)

水平側が終わったら、クランクを270度回転させます。すると垂直シリンダーが上死点になるらしいので、そこで垂直側のベルトのテンション調整をやります。

で、最後の仕事。

ここでエンジンかからなければ、総てが水の泡。

行けてる、ハズ…。


クラッチ握って、セルを押す…。


シーン…。


あれ?


失敗したか!?


よく見るとサイドスタンドが出しっ放しでした…。

セルを押すとエンジンが一発でかかるも、ガラガラガラ!!

うわっ!失敗か!


よく見ると、ギア入りっぱなしでリアタイヤの動く音でした…。

という訳で無事に交換が終わりました。

正直それほど難しい作業、という訳でもないですね。ただ、ベルトの間隔ミスると命取りなんやろな~という感じです。

外した古いベルト。正直、切れそうな感じはないです。歯は若干摩耗してるかな~というくらい。ヘインズ本によると、テカテカになってたら交換時期ということらしいです。

今回かかった費用はDAYCOのベルト2本で10,690円とアプリ240円だけです。満足感は計り知れないですよ。

交換後、100kmほど走行してきました。交換前とエンジンのフィーリングが変わりました。カドが取れて丸くなった感じ。ベルトメーカーの違いによるものなのか、張りの調整によるものなのか。いずれにせよ、問題なく走行できて良かったです。
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コメント(全4件)

GFさん
はじめまして!
chapter1のネジはボールポイントを使ってはどうでしょう?
因みに、こんな形状です。 1555757607676M.jpg
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聖芳さん
ドカ乗りでもDIYでタイベル交換されてる方も多いですよね
私は怖くてディーラーにお任せですが、金額見るとため息出ちゃいますよね・・・

交換が無事に出来るといいですね
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shinchangさん
>GFさん
はじめまして。ボールポイントって言うんですね!ちなみに自分が持ってるレンチもそのタイプでして、知らずにその部分使って外しました。先が丸くなってるのはそのためでしたか。指摘されなければ一生知ることはなかったかもしれませんね。ありがとうございます!^_^
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shinchangさん
>聖芳さん
こんばんは〜!
今日一応ベルト掛けたんですが、さてどうなるかですね〜。ちゃんとエンジンかかってくれ〜って祈ります!
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