新しくなったプロフ画面を充実させてウェビ友を作ろう!

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りっきーさん

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リアサスりてーな 製作

車種名
DUCATI STREETFIGHTER [ストリートファイター]
Myバイク
STREETFIGHTER [ストリートファイター]

久しぶり---の日記です。 半年ぶりくらい?
決して死んでいたわけではありませんが。。。、半分死んでいた感じです。

バイクにもあまり乗っていなかったのですが、ストレス解消のために色々とやってはいました。

そのうちの一つが今回のこれです。
写真は完成したものです。

今年、もうそろそろエンジン乗せ換えた車検後から2年たち次の車検になります。

で、2年前にリアサスをTTXに替えていたので、そろそろO/Hに出そうと考えています。
その間乗れなくなるのも嫌なので、ノーマルのOHLINSにひとまず戻してみることにしました。
久しぶりにノーマルOHLINSに戻して違いを試してみたいのもあって。

それで、ノーマルに戻す前に前々から気になっていたスプリングの伸縮で発生する回転を逃がすリテーナを試したくて製作してみることに。

まずは、各部の計測をするためにスプリングを外します。

これがまた結構大変で、普通はショップの専用冶具がないと外せませんが、そんなもの手に入るはずもないので、まずは、スプリング外しの冶具を配管フランジを加工して製作しました。

配管フランジを旋盤で削り出して挟み込んで締めあげてストッパーを外します。

ちょっとづつ締めあげてスプリングを縮めてストッパーを外してバラしました。

後は、各部を計測してどんな構造にするか検討して、図面を書きます。

そんなこんなで実は半年くらい前からボチボチやっていました。

・・・で寸法、形状、構造がまとまったので、旋盤で製作開始です。

アルミの板材からまずは切り出し。
後は、ひたすら内面を地道に削り出します。

この削り出す順序に結構頭を使います。
旋盤が小さいので色々と考えなければチャックに咥えられないんです。

…あとは省略です。。。。

こんな感じでツーピースの部品を削り出し。

スプリングを収めるピースとスラストベアリングを収めるピースに分けました。

アルミなので素材硬度も強度それほど高くはないので、たわまずにベアリングに平面過重を加えるには強度のある鋼鉄のシムを挟む必要があります。

ベアリングのスプリング側の下側ピースの上側に5mmの鉄輪を使用してへスプリングの強烈な押過重のたわみに耐えるようにします。
上側のピースには横方向のズレが出ないようにプリロード調整用のネジピースがぴったりはまるように製作。

組み合わせるとこんな感じ。

これをスプリングの上に入れて使用します。

ベアリングと2ピース分の部品で15mm程度厚みが増えます。

いい感じに精度は出たので、とりあえず形状は良しとします。

外周部分に飾り加工でもしようかと思いましたが、失敗したら厚みをぎりぎりまで落としてあるのでやり直しはできません。

なので形状はこのままにしました。

仕上げは「、アルマイト処理で着色します。

写真は既にアルマイト電解処理後、着色し、最後の封孔処理中です。

今回、2つの部品はともにアルミですが、種類が違います。
多分一つは20系のジュラルミン。
もう一つは、60系か?
よくわかりませんが、アルマイトの着色仕上がりが若干違いが出ます。

出来上がり。。。。

スプリングの伸縮時のねじれ回転量は高々数ミリメートルあるかないかですが、伸び縮みの応力ヒステリシスが改善されれば、もしかしたらSF独特の手ごわい感じが改善されるかもしれません。。。

あくまで妄想です。

とりあえず、ショック単体をO/H出した後に組み上げることにします。

養生テープでみぐるしいですが、スプリングを組み込んでショックをくみ上げるとこんな感じになります。
いい感じのオレンジでOHLINSの色に合いそうです。

後は、先にショック単体の整備に出した後、ベアリングに極圧グリスを塗って、組み立ててリンクに取付けとなります。

・・・しばらくほったらかしのままでしたが。。。
当初は車検前に交換するつもりでしたが、色々あって、できず。車検はTTXのまま通してそのままの状態でした。

そろそろリアサスを入れ替えしなきゃ・・って。
部屋で組み立てです。

夜なので、工具と治工具を部屋に持ち込んで音楽聞きながらの組み立て

加工したフランジで挟んで締め付けていくのですが、フランジにピンを中央にセットするガイドがないのでちょっとめんどくさいですね。

外すときは問題なかったんですが、リテーナをセットすると、4本の寸切りボルト間にギリギリの寸法なので、ちょっとでもずれるとがりがり傷ついちゃいます。

ちょっとづつ調整しながら締め付け。。。
M16ボルト4本で締めているので、強度やねじれは問題ないですね。
ただ、かなりの力を蓄えているので何か事故があったらただでは済まない危ない感じです。

締めこんだら下側にストッパーを差し込んで、今度はストッパーのアタリを見ながら徐々に戻して外します。

出来上がりました。

若干リテーナにねじのアタリ傷がついちゃいましたが、精度もよく収まりました。

ベアリングの効果でスプリング下のロッドが手で回すことができます。

あとはTTXと交換して効果を確認です。

とりあえずリテーナ製作は終了です。
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