ES-335BlockさんのSUZUKI RV200 VANVAN [バンバン] バイクいじり日記 「サラバ！RSY」

ES-335Blockさん

サラバ！RSY

■車種名

SUZUKI RV200 VANVAN [バンバン]

■Myバイク

ヨロロぴあん

■難易度

中級

作業工程1

RSY(レーシングショップ ヨコタ)より販売されている、通販天国というブランドのマフラーのインプレに近い日記。

さて当該マフラーだが、フルエキなのにインターネット価格22000円なり。(+消費税)シングルとは言え、他社の製品よりかなり安い。
何故に?と思う同士は多いと思うが、その秘密はこんなところだろうと考察し掲載する事にした。まずは画像を参照されたし。

こちらはサイレンサーの画像だが、SUS材で作成すると普通はアルゴン溶接で作るのが定番なのだが、こちらのサイレンサーはリベット止めで出来ている。円周部で8箇所ほどリベットでカシメてあるのだ。
これだけだと、当然排気洩れがあると予想されるが、エンドプレートと円柱との接線部は、なんとシリコンシール剤でシーリングが施されている。だから当然排気洩れは皆無だ。しかし、むこう5年10年と使用する事を思うと、こういう作り方はどうなのか?

完全手抜きとも思える作り方だが、反面、こうした事でこの低価格を実現していると思えば、一定の評価には値する。何事も過去の方法を強襲するだけがモノ作りの定義では無いハズだ。

そして、一見適当とも思える作りの割には、排気音は至極マトモ。と言うか、バッフル装着時は夜間のエンジン始動でも近隣から苦情が出る事が無いと思われるギリギリの音量だ。まず改造マフラーと思えば静か過ぎる設定とも思われる。
しかし消音バッフルを外すと性格は豹変し、途端にバカスク並みのド派手な排気音になる。
どちらも選べるのだから、好みで選べばよい。購入してからも音量が選択出来る所はポイントが高いと思える。

音の大きさの差とは関係無く、エンジンフィールには大差無い。遅くもならないが、速くもならない(笑)。
1年で600kmほど使用したが、値段の安さにつられて購入に至ったような経緯があり、得てしてそういう部品・製品は早期に飽きがくる。安物買いの銭失いの典型的な例になろうか。

まぁ人柱的に俺が試したと思えば、勉強代も高くなかろう。それでもツボにハマる人もいるだろうし、値段からすれば決して悪い製品では無い事を付け加えておく。

そしてこのマフラーの取り外しと同時に、定番のスパトラを取り付けた。それのレポートは、また後日に。