前々から慣らし運転についてネットで調べていた。現在の日本製では、必要ないと言う意見もあるが、自分としては、金属同士の熱膨張や擦り合わせで"いいアタリ"がつくのには、ある程度の距離と時間が必要な考え方に、賛成である。ただ、取扱説明書には、急がつく操作は慣らし運転期間中(1,000km)はしない方がよいと...漠然と書いてあるだけ。早速実践していこうと思っていた慣らし方は、「500kmまでは、最高回転の半分の回転数で…」と、いわれてもタコメーターのないセローでは、ギヤが何速の時で時速何キロでて、エンジンが何回転回っているのかまったく不明だった。お客様相談センターでも、取扱説明書の文面を復唱されるだけで、技術者の方から、なんだかのヒントが頂けるかと期待したのにそのような慣らし運転に関する情報は、取扱説明書に書いてあるだけです、のいってんばり。相談窓口から技術者へは、いっさい電話は繋げないとのことだった。すいませんが、販売店に聞いて下さいと言われ、何の情報も頂けなかった。他の人の癖もついてない新車で、これから末長く、大切に付き合っていきたいのに、なんだか悲しくなった。工場のラインで製造して、お客さんが買ってしまえば後は購売店まかせなのかなぁ... 某社では、わざわざ技術者の方から、おりかえし携帯に連絡して頂いた事がある。ヤマハのメイトと同車種の原付車だったにもかかわらず、その方は丁寧に説明してくださった。セローはヤマハの人気車種でロングセラーモデルのはずである。セローを開発し愛する技術者の方から、どのように取扱うのがベターなのか、何かの意見を頂きたかった。正直、がっかりさせられた。
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