新しくなったプロフ画面を充実させてウェビ友を作ろう!

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TT-Rさん

ステータス

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183件
Myバイク登録台数
3台
ウェビ友
1人

初期荷重設定が可能

2017/02/23 00:28

4.40 [ 取り付け・精度 5.0   品質・質感 5.0   性能・機能 4.0   使用感 4.0   コストパフォーマンス 4.0 ]
取付車種:
HONDA XR100モタード
評価のタイミング:
使用前   使用中   使用後
  • 形状が良い
  • 信頼できるブランド
  • 取扱説明書があまりにも簡便過ぎる。

 XR50/100モタードの純正リアショックは調整も何もできない。そこで、リアショックをバネの初期荷重設定(プリロード調整)ができるショックに変えようと思った。
 1万円前後で交換できるショックは武川とキタコ、シフトアップがある。いずれもプリロード調整ができる点が純正よりマシなところだ。
 どこの製品にするか迷ったが、シルバー塗装仕上げの武川がアルミ風(実際は鉄製)で見た目もよかったので、武川に決めた。
 武川のショックは全長は純正と同じ。スプリングの直径は少しだけ大きく、一番重要なダンパーの径もわずかながら大きい。 ショックの単体性能も純正よりは少しはいいようだ。重量は純正よりも大きい分だけ重い。純正=約1.5kg強 武川=約1.9kgである。
 さて、交換であるが、自分で交換するのはお勧めしない。理由はショックのトップボルトはかなり強く締められており、よく使われる一般的なオフセットメガネレンチではトルクがかかりにくいし、リンク式サスはリンク類のOH(オーバーホール=分解整備)も同時にした方がいいからだ。レビューを見ていると、ショックだけ交換して、リンク周りのOHをしていない例が多い。1万キロ以上走ったリンク周りはたいていグリス切れを起こして、まともに動いていないから、ショックの交換とリンク類のOHはセットで行うべきだ。
 私はショック交換と同時にスイングアームやリンク類のOHも同時に行った。これらの作業の方が手間がかかるが、これをしないのなら、ショック交換の意味は半減する。
 交換後のインプレッションであるが、純正のショックが抜けていないのなら、劇的な変化はない。うちのモタードは定期的にリンクのOHをしているので、グリス分は十分に残っていたし、純正サスもへたってはいなかったので、「おっ、変わった!」と思うような変化はなかった。これが抜けている純正サスからの交換であったり、リンク類がグリス切れを起こしているようなやつを同時OHしたのなら、「ダンピングが出た」「動きがスムーズになった」という評価が出るはずである。
 厳密に言えば、変化はある。私は体重53kgと軽量な方なので、プリロードを最も低く設定した。1G’でしっかり沈み込むようになって、ザグ出しができた。リバウンドストロークが出たので、乗り心地は純正に比べるとしなやかになっている。荒れた路面を走ってもリアの収束はよくなって、乗り心地も向上している。純正に比べるとダンピングも腰があって、軽いジャンプなら底付きすることもない。
 値段が1万円ちょっとだから、大きな期待はできないが、リアショックのへたりを感じているなら交換はお勧めである。同時にリンク、スイングアームのOHも実施すれば、効果はかなり感じ取れると思う。又、赤いスプリングがワンポイントになって見た目もいいので、ドレスアップ効果もある。

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