購入動機・用途・比較車種 |
楽で速そうな国産が欲しかったので。 意外と中古価格が安かった。 |
長所・満足な点 |
官能的なクロスプレーンの音、マッチョなスタイル。 暴力的な加速性能。高回転の伸びはSSに負けるけど中間トルクが強く、やたら回す必要がない。 ツーリング向きの拡張性。クルーズコントロールは高速道路で楽。 厄介なバイクを改良する喜び。 人気車種YZF-R1用パーツの流用ができる。 きっちりセッティングできるなら他では味わえないパワフルな走りが楽しめる。 |
短所・不満な点 |
ありえないレベルで車高設定が悪く、バンクしてるとスロットルが開けられない直線番長セッティング。YZF-R1の足回りそのままでMT-10用の調整が一切されていないサス。そのくせ車高調整機能は排除されてる。コーナリング安定性にも難あり。滑るシートと足が当たらないタンクでホールド性が悪くスポーツ走行が苦しい。アシスト付きなのにクラッチ重い。スリッパーももっと効いてほしい。ハイビームがスポット過ぎてバンクすると真っ暗。フェールカットと二次エアシステムが仕事し過ぎてスロットルオフからオンにかけての忠実性が悪い。それらの対策をしてもドンツキが残る。EXUPの影響でシフトダウン時の煽り後スロットル全閉なのに閉まりきってないような症状が出るのが怖い。ブレーキのマスター径が大き過ぎて効きが弱い。低回転でのシフトの入りが極悪、走行増えると更に悪化。燃費極悪。クラッチケーブルが邪魔でキーが挿し難い。簡単に折れるウインカー。冷却水が漏れやすく、寒冷地では注意が必要。トップブリッジクランプの切削が悪く、フォークを回すと傷が付く。 設計したヤツはクビにすべき。 |
これから買う人へのアドバイス |
まずメーカーのセッティングが完璧と言う固定概念を捨てましょう。 スイングアームの対地角を正常化するために17~20mmのローダウンとフォーク突き出し+15~20mm程度、更に前後プリロード調整が絶対に必要。話はそれからです。 ツーリングメインで考えるならMT-10は航続距離が短いしシートも硬く薄く、走ると尻が打撲症に。小柄な人にはハンドルも遠くて辛いポジションです。熱も凄くて夏の市街地は地獄。正直違う車種買った方が幸せになれます。スポーツ走行目的ならシートやタンクカバー、ステップなどホールド性を上げるカスタムは必須です。 ハンドリングはフォークがシングルレートでサーキット前提の硬いスプリングで上級者向き。腰高で、初心者は倒しこみが怖いと思う。一速が高めなので発進が難しく低速走行も不得意です。よく乗りやすいと紹介されるMT-10ですが、他の多くのバイクと比べれば間違いなく乗り難くいバイクです。初期設定がクソなので自分で足回りいじれないとゴミバイクです。 クロスプレーンエンジンは低回転から滑らかに回るエンジンじゃなく、知らずに買うとたぶんガッカリします。快適な速度レンジが高いので気持ちよく走る=検挙。 結局のところ他にもっと良いバイクが有るはずなのでそちらをお勧めします。 |
今後のカスタムプラン |
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