レブル1100DCTに乗り換えたので、早速快適仕様にしました。プーチスツーリングクリーン、デイトナリアキャリア、バックレスト、キジマエンジンガード、ホンダ純正ニーグリップパッド、ゲルザブC、ヘプコ&ベッカーc-bow、フロント電源シガーソケット取り付け、ナビ、ドラレコ取り付け、ミラー交換、デイトナ充電器用コネクター取り付け。実は、最後のバッテリー接続が曲者です。クリアランスが無いので、サイドカバーを取り付けるのに苦労しました。
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チェーンカシメが完了したら、エンジンスプロケットを規定トルク147Nmで締め付け、緩み止め防止のためスプロケットワッシャーをウォーターポンププライヤーを使いナットの上に曲げたら完了です。次にチェーンの張り調整を行います。チェーン調整は車両をサイドスタンドで立てた状態で行います。その際スプロケット間の中間部で垂直の動きを測定【標準値:30~40mm】し、チェーンのたるみが適正になるまで、両側のチェーンアジャスタを同じだけ調整します。たるみ調整が完了したら、リアスプロケットにウエスを噛ませ、チェーンを張った状態でアクスルシャフトを規定トルク130Nmで締め付けたら完了です。
CB1100Rのエンジンをオーバーホールしていますが、シリンダーヘッドを分解している時に、バルブガイドのガタが大きいことに気が付きました。早速、ガタの測定をしてみます。サービスマニュアルでは、バルブガイドの内径とバルブステムの外径を測定して、その差をガタとみなすのですが、楕円に摩耗したバルブガイドの内径を測定するのは難しいので、バルブをガイドに差して直接ガタを測定します。ガタは0.8mmもあり、桁外れのガタでした。バルブガイドの打ち換え決定です。ガイドの打ち換え方法は、サービスマニュアルでは叩いて抜いて圧入するとしか書いてなく、簡単そうですが、実際にはそんなに簡単にはできません。バルブガイドは ・・・
CB1100Rのエンジンオーバーホールで、最大の難関といえばシリンダーの取り外しです。スタッドボルトとシリンダーの間に砂利が入ったり、錆びてしまったりして固着しているのが原因です。いちばん手っ取り早い方法は、スタッドボルトを切削してしまう方法です。しかし、これは機械加工屋さんにお願いしなければなりません。ショップレベルでできる方法は、地道にスタッドボルトの固着を取るしかありません。固着を取るには、衝撃を与えるのが効果的です。ダブルナットを掛けてインパクトレンチで緩めれば、少しずつですが砂利が取れていきます。注意しなければならないのは、延長パイプなどを使って力技で緩めようとすると、スタッドボルト ・・・
CB1100Rのエンジンを降ろします。1100RはFと違って、フレーム右側のダウンチューブが溶接されていて外れないため、オイルパンを外さないとエンジンを降ろすことができません。オイルパン、オイルストレーナー、オイルパスボディなどを外すとクランクケース下面は真っ平になります。オイルパンの底には、たくさんの異物がありました。砂利はオイル注入口から入ったと思われます。オイル注入の時には、注入口の周りをしっかりと清掃することが大切です。エンジンは車体の右側に降ろします。1人がカウルステーを持ち上げていて、2人でエンジンを降ろします。カウルステーを外さなければ、配線を外す必要がないので工数短縮になります ・・・
当店では、エンジンオーバーホール後の1,000km点検を工賃無料で行っています。ヘッドナットの増し締め、カムチェーンの調整、バルブクリアランス測定、圧縮圧力の測定、オイルストレーナーの清掃、ドライブチェーンの調整、各部の増し締め。一般的には、慣らし後にエンジンオイルの交換をするだけでしょうが、当店ではこれだけの項目を工賃無料で行っています。まずはエンジンオイルを抜いて、オイルパンを外します。オイルを抜いている間に、ヘッドカバーを開けてヘッドナットの増し締めを行います。カムチェーンの調整は必ずヘッドナットの増し締め後に行わなければなりません。ヘッドナットを増し締めすると、僅かながらカムチェーンが ・・・