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無印欠品さん

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  2015年01月11日

エリミネーター250SEのリアサスをメンテしよう

■車種名
KAWASAKI ELIMINATOR250 [エリミネーター]
■Myバイク
エリミさん
■難易度
中級
250SEのリアサスを買ってみた。年式が年式なんでオーバーホール必須でしょう。

ところで、なぜ250LXのリアサスではなく250SEのリアサスを買ったかですが、250LXのサスはどうも
分解できないようなのです。VTZのリアサス分解を参照いただければわかるように、サスのオイルシール
を交換するためにはサスペンションのオイルを抜く手段が、つまりサスペンションを開けることが必要
なんですが、LXサスはどうもカシメによりオイルシールを内包しているようで、素人では手がでません。

そこで、フタあけができそうな250SEを選びました。

他車流用は300mm搭載車種が少ない、社外品は硬さがもう一つエリミと合わない、なんてことも理由です。

※KYB(カヤバ製)

まずはコイルを圧縮。
今回は、ホームセンターで画像のようなモノを買ってきました(総額で500円以下)

先端のネジが見えてきたら、スパナをつっこんでゆるめます。パイプレンチはサスペンションメンテの必需品!

シリンダ上部のフタは、ネジ式です。これがまた硬い!画像のようにウォータープライヤで回そうとしましたが、びくともしません。

シリンダとフタの隙間からCRC556をシューシューっ。
画像はドライバーでこじあけているわけではなく、フタに振動を与えて緩めやすくしています。

なんとか開きました。

あーこれは...オイルシールが直接打ち込まれている...前回分解した、なんちゃってYSSと同じだ。

内径の細いサスペンションでオイルシールを直接打ち込むことは順当なアッセンブリなんですね。
アジアンメーカーが手抜きしているわけじゃなかったんだ。

オイルシール表面をほじくってみた。掘って掘って掘りまくったが、サークリップは見つからない...

この手のシールを交換するためには、内側から圧力をかけて押し出すしかなさそうである。

しかし、このオイルシールどうやってサスペンションシリンダに固定してんだろう。シリンダ内に圧入だとしても、なにかしら押さえるものが必要と思うのだが。サスペンションシリンダのフタには、ネジロックは付着していなかったよ???

あー今回もまたメンテナンスを断念。

250SEのリアサスがメンテできたら、長さや硬さの懸念もなくお手軽レストアだったのですが、残念です。

ちなみに、外したコイル(画像下側)は、前回分解したYSSのコイル(画像上側)と、ほぼ硬さ同じでした。YSSがじゃっかん初期やらけーって感じですが、プログレッシブなんで圧縮状態の硬さは同等です。

今回得た教訓:内径が細いサスはオイルシール打ち込み抜き出し手段が一般向きではない。自家オーバーホール素材としては不適である。

今後の方針:ローダウンキットを利用し、全長が330mm~350mmの400ccクラスのサスを素材に自家オーバーホールしてみよう。

おまけ
リアサスオーバーホールに使用する工具一覧
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コメント(全2件)

hideo139 整備大好きさん
お久しぶりです、日記待ってました(^^♪
今回はサスペンションのOHの検証ですね!
やっぱり、純正サスペンションは一筋縄じゃいかないんですね(-_-;)
私も750カタナの時に苦労しました(;^ω^)ナントカナッタノデヨカッタケド・・・
また、次回を楽しみにしてますね(^O^)/
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無印欠品さん
hideoさん はい!懲りずにまたジャンクサスの検証しています
今回は残念な結果に。SHOWA製タンク付きでイケルと踏んで実行したのですが
自分の設備じゃダメでした。この構造の分解には、何か特殊な治具が要るので
しょうね。裏からオイル加圧か、あるいはロッドでシールを引き抜くのか...
今度、油圧シリンダメーカーに転職した知り合いに聞いてみます。
ちなみに、次回はスズキ車のサスを狙っておりまする。
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