新しくなったプロフ画面を充実させてウェビ友を作ろう!

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Bobbyさん

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点火コイルリレー追加

車種名
HONDA VF750F
Myバイク
HONDA VF750F

ウオタニの点火ユニットへ変更したものの、思ったほどの効果が得られなかったため、点火コイルへの
電源をバッテリーから直接供給することとした。

手書きで申し訳ないが、結線図は画像のとおり。検索すればいくらでも詳しい例はあるので
概念のみ。純正ハーネスの黒/白からは、メインスイッチON、キルスイッチONの状態で+12Vが
供給される。この時リレーの接点がONとなり、バッテリーから直接点火コイルへ電源が
供給される。スイッチやカプラ等を極力排しているため、電圧降下がほぼなくなることが
期待できる。

実際にどの程度の電圧となっているかを計測したみたところ、下記の結果が得られた。
・バッテリー端子間電圧 12.43V
・純正ハーネスのコイル電源(黒/白)電圧 12.22V
・リレーハーネスのコイル電源電圧 12.42V
純正ハーネスを介した場合には0.21Vの電圧降下が生じている。対してリレーハーネスを
用いた場合には0.02Vと、殆ど電圧降下が生じないことが分かる。
これがどれほどの有意差を生むかはまだ不明。始動時には有利になると考えられる。
走行時には14V以上の電圧が供給されるため、上記とは異なった電圧になる。

点火コイル電源供給ラインをAVSS2.00、スイッチ用ラインをAVSS0.85にて引いて、リレーは
リアバンク用コイルと共締め。特に干渉する部分もなく設置できた。

試乗した結果、下記の効果が体感できた。
1.始動性の向上
2.走行時のトルク感の向上
1に関しては、電圧測定時にある程度予測はしていたが、0.2V程度の電圧降下の改善がこれほどの
効果を生むとは予想できなかった。始動までのスタータ回転時間は確実に短く済む様になった。
2に関しては、走行時のコイル電源電圧の測定が困難なため具体的な数値はないが、これまでの
様な電圧降下が生じなくなった影響と考えられる。コンマ数V程度の改善であると思われるが、
体感できるほどの効果が得られるとは予想していなかった。
この対策によってウオタニの点火ユニットが本来のポテンシャルを発揮したものと考えられるが、
ノーマルの点火ユニットにてリレーハーネスを装着した状態での評価をしていないために、
ノーマル比でどの程度の改善度があるかは残念ながら不明。
点火コイルリレーハーネスに関しては、古い車両ほど体感できる効果があると思われる。
材料費2000円程度で自作可能なので試してみる価値はある。
ウオタニのSPIIフルパワーキットに関しては、効果は微妙なところ。ただし、30数年を経過した
ノーマルイグナイタ、点火コイルを一新できるのは魅力的。点火進角特性の変更に関しては、カムや
ピストンの変更に伴うチューニング時には重宝すると考えられるが、果たしてそのようなチューニングパーツが
現在存在するかどうかは不明。
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