ゴリアンさんのSUZUKI DR250S バイクいじり日記 「中二病からのバンディッド病！」

ワインディングを走り、あまりの暑さに小脇の林道で一休み...
ワインディングでは前半、上りが続きます、各ギアーを引っ張りまくります、唸るエンジン!「よーし!徐々に回るようになってきた!ようやく本来の姿を俺に見せるじゃねーか!どんどん俺にお前を見せてみろ!」完全に中二病状態、引っ張り倒して4速位まではガンガン回りだします、しかし5速、6速に入れた途端ぐずつきだします、4速から5速!「おらー!」気合いを入れているのは自分だけ、バイクは失速します「なんでじゃー!!」

能天気に中二病の病で走らせて解決すると思っていたのですが、赤城山周辺を走らせて、走らせ方の問題ではないと気付きだしました、「暑さのせい?」スマホを見ると「群馬、伊勢崎40.9度 危険な暑さです、出歩かないでください」
マジか?少なからず影響あるかも!確かに暑すぎる!帰ろう!
走ってないと耐えられない暑さになってました、低速、中速は元気に回るのですが、5速と6速がとたんに回らなくなる、何でだろうと考えながら燃料補給、7.5リッター給油、走行距離127キロ「リッター17キロ!燃費悪!」RMXでもリッター20キロは走るぜ!なんでじゃー!

キースターのミクニBTS40グース用キャブレターオーバーホールキットです。
ぐずつくエンジンをなだめながら帰路に付き、解決策を探っていたところミクニBSTキャブにはバンデッド病なる病があることが発覚、レストア途中でキャブをオーバーホール中確認はしていたのですが、このキャブレター、プラスチックのスロットルボディーが外れる構造、ニードルジェットのところにあるOリングがダメになると、ジェットとは関係なく、スロットルボディーからガソリンが吸い上げられエンジンに流れ込んでしまい、幾ら調整をしても濃い状態になってしまいます、なので中低速だとガソリンが濃い状態だとわかりずらいのですが高速になると途端にかぶった状態になってしまいます。

今回レストアでキャブレターのパッキンやOリングは全て新品部品へ交換したのですがDR250sのパーツリストには部品の設定が無かったため、今回は交換せずにレストアしました、ただ、あまり良い状態ではなかったのですがここまで影響があるとも考えてなかったのです。
ミクニBSTキャブレターの共通の症状らしくネットでは対策や解決策がいくつも出てきます、おそらくバンディットのパーツリストには部品設定があるみたいです、ネットで拾った部品番号は13278-47090になります。
今回はメインジェットやパイロットジェットも欲しかったのでキースターのオーバーホールキットを購入しました、ものすごくリーズナブルです!そして必要な部品が全て入って￥4400関西の企業は優秀ですね、助かりました。
試運転後、千葉へ日帰りツーリングに行ったのですがすこぶる快調です!燃費も25キロ走るようになり安心して走らせることが出来ました。
今ならパイセンに言ってやりますね「エンジンが回らない?問題を解決したらエンジンはぶち回りますよ!」と...
皆様、良いバイクライフを!