dトラのタイヤをオフにして気づいたのが、外径の違い。
ノーマルロードタイヤは半径265mm
オフタイヤは275mm
となるので、減速比が下がる。つまりハイギアードとなる。エンジンにパワーがあればその分最高速度が伸びるはずだが、非力なエンジン+抵抗の大きいオフタイヤで息も絶え絶えな感じ。特にパワーを喰われるダートでは明らかに力不足。
タイヤ経を考慮した減速比は
オン:1*44/(14*265*2π)*1000=1.8885
オフ:1*44/(14*275*2π)*1000=1.8198
これではあまり面白くないので、リアスプロケットをklxと同じ47丁にすると
1*47/(14*275*2π)*1000=1.9439
これでノーマルよりローギヤードになるのが、チェーン長との兼ね合いがある。調べるとフロント13丁のリア17丁と言う構成をしている人がいた。それで計算すると、
1*47/(13*275*2π)*1000=2.0394
と随分ローギヤードになってしまうが、取り上げずそれで部品を購入。
早速取り付けて試走。ロードではノーマルで
50km/h5000回転位だが、
オフセッティングでは
50km/h5500回転位になる。
なんか体感的に元気が良いがスピードが出ない感じ。
肝心のオフでは、多分ベストセッティング。dトラ125がまるで別物のオフ車に生まれ変わった感じだ。ヒルクライムも1速で行き絶え絶え何とか登った坂も2速で余裕だった。
燃費は34km/h位でそれ程悪くならないと言うかオフ走ったにしてはむしろ優秀。
しかし、ロードツーリングでこれは無しだな。ツーリングにはノーマルのフロント14リア44で良いと思う。
コメント(全2件)
一度は悩む2次減速比ですね。
私もどうしようか悩みましたが、これ以上遅くなっては?と、ハイギアードにしたら山道登らないかも?で、ノーマル維持です。(笑)
これはオフ専用セッティングになりそうです。ノーマルdトラは50km/h位が一番まったり走れる感じですが、幹線道路以外の田舎道の速度規制は50km以外が多いので、法定速度を守ったツーリング向きです。これがオフ向けセッティングだと、45km以上は頑張ってる感が強まり疲れるし、速度規制50kmのところをマイナス5キロで走るのは流石に四輪車に邪魔扱いされそうなですから。
問題はオフを含んだツーリングですが、普通の林道混合ならノーマル仕様で、アタック系が予想されたらオフ仕様じゃないと帰ってこれないかもしれません。