matsさんのYAMAHA XS650 バイクいじり日記 「XSのクラッチ交換」

matsさん

XSのクラッチ交換

■車種名

YAMAHA XS650

■Myバイク

大脱走号

■難易度

中級

作業工程1

友人のズル木君が遊びに来ました。「せっかくだから」ちょっとイジりますか。

件のXSですが、高回転で典型的なクラッチ滑り症状が出ます。かなり全開にしないと気付かない程度ですが、外装はアレなんでせめて走りは完璧にという事で着手しました。

クラッチ交換は右側のクランクケースカバーを開けて行います。幸いXSは実に簡単!ステップとキックペダルを外すだけでカバーを開けられます。これがマッハだと手間が5倍は掛かる訳ですが・・・兎も角、スラスラと部品を外していきます。ケースカバーは10本程ある6角ボルトで留まっています。当たり前ですが外す前にオイルを抜いておかないとエライ目に遭います(当然オイルは再利用!まだなんぼも走ってないですから!)

さて、問題はケースカバーガスケットが再利用出来るかに尽きます。バリッとチギれたら最期、1000円以上もするガスケット購入&下手すると1時間以上もスクレーパーで古いガスケットをガリガリ剥がす辛い作業が待っています。今回は・・・上手く行きました!パリッと綺麗に、チギる事なくカバーを外す事に成功しました!!

次はクラッチスプリングを留めているボルトを外します。+ネジですのでインパクトドライバーで一撃!サクサクと進みます。さーて、クラッチプレートの状態はどうでしょうか?なななんと、6枚のうち、最後の1枚が割れております。こんなのは初めてですが、これでは滑って当然。手持ちの中古良品クラッチプレート&スプリングと交換し、反対側の調整ネジでアタリを確認、カバーを閉めて完了!

ところでケースカバーですが、当初は何故かYAMAHAマークがパテで埋められていました。パテはすでに除去済ですが、一緒に黒塗料も取れてしまったので文字に墨入れを行いました。タッチペンで塗料を流し込み、乾かない内に溶剤でハミ出た部分を拭ってやるだけです。どうでしょう?今回は以上!