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ラスカルさん

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  2013年10月14日

縦キャブの オーバーフローは 治らない 昨日治せど 明日漏れ凹む。

■車種名
HONDA CUB [カブ]
■Myバイク
空色号
■難易度
中級
ハイ、やって来ました高齢のトラブルです。
いや、恒例の、やがな。
まぁ、旧車なんで"高齢"のでも良いんやけど・・・。

今回は表題の通り、オーバーフローですよ。
オーバーフロー、えらいこっちゃ。
しかも、少し走るとエンストするっちゅうオマケ付き!
そら難儀やー!





なんですかこの始まりは。
先日完全復活したはずのカブが、またしてもトラブりました。
ショックのあまり一首詠んで、漫才まで始めてしまいましたよ。

この度のトラブルは大きく分けて二つ。
縦型キャブの持病かもしれないオーバーフロー。

そして、少し走ると何故か「ボボボ、ボボボ」と、不整脈のような排気音と共に、
車体が、ガクンガクンと揺れてエンストするという謎症状。
点火系の不良か、はたまた燃料系か?

タイミングライトを使用して、スパークは正常なのを確認できたので、
問題は燃料系か。
しかし、ガス欠のような症状だとは感じても、何がいけないのかが判らない。
オーバーフローとの関係も有りや?無しや?

取り敢えず、今回はこの辺が怪しいかな?
と思ってみたり・・・。

なんとなくこの辺のつまりが原因で、
燃料が充分に来ていないのかと。

ならば、キャブクリーナーを今再び吹き直せば!

しかしここで思わぬトラブルが。

キャブが抜けない。
力を込めても、なかなか抜けない。

原因は、キャブを固定するスタッドボルトが、
逆ハの字に広がっていた為。
今回のOHでスタッドボルトの抜き差しをし易くする為に、
ボルト穴にタップを立て直したのだが、
これが裏目に出て、穴にネジ目が斜めに立ってしまったらしい。

弄り壊していた以前のオーナーを批判できないな・・・。
もう少し丁寧な作業が必要だった。反省。


そんなこんなで、やっとこ抜いたキャブを除けて、
タップ修正をする事に。
ついては、マスキングテープでINポートを切り屑から守る為に塞ぐ。

異常な固さを見せた方のボルトだけ抜いて、
タップを修正する。

因みに、ボルト自体はすんなり抜けた。

幾分かスムーズに嵌るのを確認して、ヨシとする。

さて、問題はオーバーフローだが・・・。
使用中の50cc用キャブを、70cc用キャブを参考に、
何がいけないのかを今一度考える。

出した結論は、フロートバルブを閉じるニードルの高さ。
ニードルが高い方が、当然のように低い油面でバルブを塞ぐ。

左が70cc用で、右が50cc用だ。

この縦キャブでは、釣りの浮きの様なフロートが、
同じく浮きの軸の様なニードルで、ガスの通じるバルブを塞ぐのだ。

したがって、この金色の真鍮製スペーサーを外せば、
油面が低いところでバルブは閉じる筈・・・。

スペーサーを外した結果、
二つのキャブのフロートはほぼ同じ仕様に。

コレならばイケる筈?

勇んでキャブを取り着けるも、
あにはからんや、全くエンジンが掛からない?!

もう一度キャブを外し、割ってみると・・・。

恐ろしく油面が低い?
て言うか、フロートが乾いているくらい?

ぬぅぅ・・・。
これでは、ガスが来ていなかったと云う事か・・・。

再び70cc用のキャブを覗いたところ、
あちらはフロートチャンバーの底の方にガスを吸う穴があり、
こちらの50cc用のキャブは、少し底から高い所にあるのが判った。

なぜかと考えてみれば、恐らくはサビやゴミを吸わない様に、
との配慮なのだろう・・・。
しかしこの油面では、エンジンは掛からない。
結局スペーサー外し作戦は、失敗したと云う事か・・・。

仕方が無いので、再びスペーサーを仕込み直す。

再び勇んでキャブを取り付けると、今度は気持ち良く始動した。
しかし・・・。

やはり少し走ってエンスト病は治ってない!!

しかも翌日には、再びのオーバーフロー・・・。
車体を揺らしただけで、漏れる漏れる。

取り敢えずキャブを外す為に、
スロットルバルブを抜こうとすると・・・。

"ゴパッ!"とガスが溢れ出る!
もうね、
マンガとかで大ダメージを受けた時に吐血する勢い、アレですよ。
どこまでオーバーフローしとんねん・・・。

抜き出したバルブの穴も、ガソリンでヌレヌレです、ハイ。

そこで新たに疑ったのは、キャブに装備されたガソリンコック。
ここが結構、微妙な構造だから・・・。

コレだ、このレンコン型のゴムパッキン。
ここの部分がしっかり密着していないのではないかと、考えた。

上から見た状態だが、この穴達が迷路のようになっており、
コックのセレクトによって繋がる穴が変わり、
ON、OFF、RESを切り替えるのだ。

したがって・・・、ここの未着度が弱いと、
どうしたってガソリンが流れる仕掛けだから。

取り敢えず、穴のバリと思われる物の影響が少ないように、
パッキンの位置と角度を調整しなおした。

パッキンを外すとこんな感じに。
中央の真鍮製のパーツがフロートバルブで、
今はニードルが上がって閉じている。

つまりは油面のコントロールが出来ているという事?

今一度ネットストレーナーもクリーニングして装着。

これで正常に作動してくれ!
切に願って組み直す。

始動!!

今回は、安定している上にエンスト病も発症しなかった!
走り出す前にスロー系の微調整も行ったが、
油面の安定している状況でのこの調整が功を奏したか、
再び健全な走りをモノにした!


試運転ではしかし、やっぱりギアボックスからの振動と思われるものが大きく、
全速運転ではケツの痺れる様な振動を発生した(苦笑。

以上、オチまで着いて今回の顛末は終了と致しまする。
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