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甘党さん
2024/03/12 12:34
今回、SR400の腰上のオーバーホールをした際に、お店の方に「リフレッシュしたエンジンでカム変えてみませんか?」と誘われ‥変えてしまいました(笑)
データー持ってて、装着例も多い所のが安全と思い、吟味して、今回SR400に組んだのは“ヨシムラST-1Mハイカム”です。バルブスプリングの交換は必要無。
お店に在庫ある同じヨシムラのSTAGE-2ことST-2があって安くするよと誘われましたが‥悪い虫が(笑)
ですが、こちらはノーマル400で給排気チューンのみ、あまり過激で乗りにくくなるのは困るので(笑)ヨシムラのカムの種類とわ性質を知る必要があると思い。
★SR用ヨシムラカムの種類★
■【STAGE-1 (ST-1、ST-1M】
‥STAGE-1 (ST-1、 ST-1M)スポーツ走行などに使用するものならSTAGE-1。 低回転から中回転を中心にパワーを発生するので、ノーマルのカムシャフトよりもきびきびと走行できます。 ジムカーナ等STOP & GOを多用する走行が多い方にはSTAGE-1がベストです。※SR500/400用ST-1カムシャフトは販売終了、再販バージョンがST-1Mです。
■【STAGE-2 (ST-2)】
‥STAGE-2 (ST-2) レースで高回転を重視した走行をされる方にはSTAGE-2。 STAGE-2は高回転域でパワーが発生するように設定されていますので、STAGE-1よりもスペックは上であるといえます。STAGE-2ではバルブのサージング等の防止の為にヨシムラの指定するバルブスプリングへの変更が必要となります。 しかし高回転でパワーが出ている為低回転のパワーが犠牲となる場合もありますので、STOP & GOを多用する方にはかなり使用しにくいバイクになります。
つまり‥
【STAGE-1 (ST-1、ST-1M】
→バルブスプリングの交換が要らない、相対的に下からトルクが出て乗りやすい。
【STAGE-2 (ST-2)】
→バルブスプリングの交換が必要、回せばパワーが出るけど、下はトルクが薄い。
私の走り方とエンジン仕様から考えて【STAGE-1 (ST-1、ST-1M】にしました!
お店で頼んだのですが、手順は。
【手順】
◎まずエンジンを下ろす。細かい部品が多いので下ろした方が良いです。
↓
◎シリンダーヘッドを外す。
↓
◎クランクケースの切り欠きとフライホイールの上死点マーク(T)、カムスプロケットの0マークとシリンダヘッドの切り欠きを一致。
↓
◎ロッカーアームを外し、カムシャフトを取ってからバルブスプリングコンプレッサを用いてバルブスプリングを外し、ステムシールを除去、交換します。 組み込み後はシクネスゲージとタペットアジャストレンチを用いてタペットクリアランスを適正に戻します。
※1985年式以降の車両はロッカーアームの交換が必要。・ロッカーアーム
(ヤマハ純正品番583-12151-00)×2個
↓
◎外すのと逆の手順によって組み上げていきます。最後にはオイル量の確認、補充を行い始動します
【交換後】
◎ノーマルより吹け上がりは鋭くなった。→激変はしません、ノーマル+α。
◎懸念してた低速〜中速のトルク抜けも感じられない。
◎高速域でもアクセルワークにしっかり追従する。
◎アイドリングも安定、発進時も通常通りのアクセルワークで大丈夫。
【交換した感想】
・SR400は元々ショートストロークなのでハイカムで更にショートストロークの吹け上がりの軽さを実感できたのでは?ストロークがロングの500だったら更に乗り味が変わってたと思います。
・多分、給排気をしてない車両だと効果は感じにくいかも知れません。むしろ、給排気がノーマルならノーマルカムが良いです。ノーマルカムと言えど侮れません。→ST-1Mはノーマルに近い特性。通常ハイカムを変えると乗りにくくなるといったデメリットもあるのが通常‥しかし、このST-1Mはいい意味でノーマルを残したフィーリングなので。
ノーマルのフィーリング+αを求める人にオススメです。
※この商品は友人や知人におススメできますか?⇒ YES!オススメできます。
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