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甘党さん
2024/03/09 23:24
ボアアップして排気量を上げると、純正に比べて爆発の規模も大きくなるため、純正の50cc用に設計されているオイルポンプでは、オイルの循環が追いつきません。なので強化オイルポンプを導入しました。
【オイルポンプの役割】
オイルポンプがエンジンオイルに圧力をかけて圧送することで、エンジンオイルが各部に循環されます。 これにより、潤滑と冷却、洗浄効果を高めます。
【オイルの循環不足で起きること】
→油膜切れ と油温の上昇。
オイルポンプによって、腰下に溜まっているエンジンオイルを、吸い上げて腰上にエンジンオイルを回しています。(そのオイルは再び腰下に流れて循環を続けます。) シリンダー シリンダーヘッド カムシャフト ピストン そのため、オイルの循環がまともに出来ないとなれば、これらの部品が壊れる可能性が出てきます。分かりやすく説明すると、部品の油膜が切れて→【焼き付く】ということです。 当然ですが、焼き付いてしまった部品は使い物にならないので、また新品に組み直す羽目になります
【強化オイルポンプの効果】
適正量のオイルが循環することで、駆動部の部品負担を軽減します。 又、排気量をアップすることで発熱量の多くなったエンジンに大量のオイルを循環させることでエンジンをより一層冷却出来ます。
※純正のオイルポンプは純正の50cc用に設計されているものなので、ボアアップした場合にはそれに合わせて強化品(吐出量が多い)のオイルポンプに組み替えてやらないと、オイルの循環が間に合いません。
このオイルポンプには容量=送るオイルの量があります。 純正品を流用する場合は以下の容量になります: 50ccを1.0としますと 1.8〜2倍位は有ります。
良い点
●走行後のエンジンからの発熱が収まった。
●遠乗りでそこそこ回しても、熱ダレすることがなくなった。
●アイドリングが安定。
悪い点
●やはり、取付が大変‥オイル抜いて→クラッチカバー外して→ガスケットも交換(笑)
変える価値は有りますけどね(笑)
エンジンをボアアップする際には、合わせて強化オイルポンプを組み付けることを強くお勧めします。強化オイルポンプは、数千円で購入できるメーカーばかりです。※国産メーカーならシフトアップ製が一番安い。
その金額をケチったことによって、せっかく購入したボアアップキットが使い物にならなくなれば、代償は大きくなります…。 中には、ノーマルのオイルポンプのままでボアアップキットを組み付けている方もいらっしゃるかもしれませんが、ケチるパーツではないので、あまりそのような意見を飲まないことをお勧めします。
※余裕があるなら、オイルポンプから出るオイルの通り道(オリフィス)を拡大してやると更に効果的になると思います。
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