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甘党さん

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旧き良き昭和を感じさせる音。

2024/03/08 13:18

1.00 [ 使用シチュエーション 1.0   効果 1.0   作業スキル 2.0   デザイン 5.0   サウンド・音質 5.0 ]
取付車種:
KAWASAKI ゼファーX
評価のタイミング:
  • コストパフォーマンスに満足
  • 形状が良い
  • スペック・性能に不安

旧車風カスタムではメジャーなショート管、昭和を感じさせる音、見た目と魅力的で今でも根強い人気のあるマフラーです。
東リベなどの人気で、若い層の乗るバイクにもショート管を付けた車両を見る機会も増えましたね。

【ショート管とは?】‥
基本的に昔のレーサーから来ています。
つまりサイレンサー無しでレギュレーションに通っていた時代、集合を付けると性能が上がる(だろう)という事でレーシングパーツをそのまま市販車に流用したり、そっくりの外観をもつものをつけだしたのが始まりです。

【性能と特性】
.音が大きく、低速トルクが弱まるのが特徴です。
排圧が低くなる分出だしが遅く感じます。
エンジンの排圧を利用ししてトルクを得ている構造です。 排気の抵抗が全くなければ、エンジンは軽やかに回ります。 →その反面、抵抗がない(引っ掛かりがない)→排ガスがそのまま流れるので低速トルクは無くなる。
※例外としては‥
ショート管でも、モリワキ・ヨシムラあたりが出しているもの=JMCA認定マフラーは、一見ショート管ですが、内部構造が全く違い、メリットを出しながら、デメリットを抑える工夫がしてあります。 そういうモノを取り付ける分には、多少トルクが無くなる程度。

【ショート管の吸気セッティング(トルク不足のカバー方)】
●下のトルクを補うように、燃調。
→低速域 パイロットまたはスロージェットの番手を上げる。高回転まで回すことで、パワーを絞り出すことと同時に、低回転でトルクをかけてコーナーを回る工夫の融合点が、いわゆる「セッティング」といわれるモノです。 「トルクの管理をしていないショート管」にしたバイクが、スタート時や加速時に、非常に高回転まで回すのは「そうしないと前に行か
ないバイク」だからです。


若気の至りで安くてとにかく見た目重視でカッコイイ、そして音が渋いのが欲しいと思いゼファーにこちらをつけてました(笑)→今となっては反省(笑)


良い点
◎安価。当時、これはマストでした(笑)

◎音。言葉で表すと、アイドリングでボボっ→吹かすとフォーン(笑)エンジンを回した時の音が気持ち良い。

◎値段の割に取付精度は悪くない。簡単に取付。

◎見た目は良いです。

◎ゼファーに限らず、空冷4気筒のラインナップが多い。

悪い点
▲音が大きいので車検は通らない。 
▲取付位置の関係でセンタースタンドは使えない。
▲アフターファイヤが低中速域で出るようになった。エンジンがノッキングしたようにギクシャクして走れないほどに。→低速部分を補うキャブセッティングで解消する。
▲錆びやすい。
▲ステー部分の溶接が頼りない。
▲バッフル取り外しはわりとキツくて取れにくいです。


つまり、現代にショート管を入れることは、昔のレーサー風ということです。 マフラー造りの理屈では、長さの短いマフラーだと、排圧を十分に溜めることができないので、低速トルクが不足しがちになります。
消音もきちんとできないものが多いでしょう。 いろいろなマフラーメーカーがあるので一概には言えませんが、 「ショート管とは、集合管の一種で、特徴として、音がワイルドで、悪っぽいルックスを作るのに一役かう。抜けが良すぎるものが多いので、低速トルクが不足しがち」と言えましょうか。

余談ですけど・・・
Q:音の規制がない、純粋なレーサーは、なぜ超ショート管にしないのか?あるいはマフラーを外さないのか?
A:それは、排圧を抜いても回転が上がるだけで、「地面を蹴るちから」が無くなるからです。

見た目や音など魅力的なところも有って、デメリットが多数、カスタムという行為=自己責任だと言うことを踏まえて購入を考えて頂けれは。
値段のわりにはちゃんとした物だと思います。

※この商品は友人や知人におススメできますか?⇒ No・・オススメしません。

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