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cr110さん
2021/12/07 01:38
ワイセコ製ですが、ヨシムラバージョンはバルブリセスが異なるとのこと。
価格差はありますが、専用ボアのヘッドガスケットも付属しているので実はそれほど
高額ではないかも。
精度や品質、特に強度は折り紙付きで、純正ピストンならピストンスピードの限界で
ぶっ壊れるであろう「SR500ストロークでの9500rpm超え」もこなします。
サーキットで限界テストをしただけなので、普段こんなことやったらダメですヨw
2mmボアアップしてるのに重さも純正とほぼ変わらないので振動の感じも同じ。
難を言えば鍛造そのものの特性として、冷間始動時にオイルが上がってくること。
暖まるまで2stなみの白煙を吹きます。特に冬場はひどい。
ヨシムラ(ワイセコ)のピストンリングは日本製で品質は全く問題ありません。
そもそもクリアランスがやたら広い指定なのでオイルが上がってくるのは仕方ないです。
※鍛造のオイル上がりについては、四輪では当たり前に言われるのに二輪ではなぜかあまり
ネットでは言われません。不思議。
オイルが上がるのは冷間時のみなので、オイルをやたら食うほどではありません。
1回冷間始動するごとに10ccも食っていないと思われるので気にする必要なしです。
あとはストックの圧縮比が高すぎること。これは問題ありです。
同時にハイカムのST-1MやST-2を組み込む前提ならいいのですが、ノーマルカムの場合は
9.5程度まで落とす方が良いです。ここは素直に落とさないと永遠にノッキングとの闘いに
なりますんで。ベースガスケットを2枚程度追加すれば落とせます。実際やってますが
カムタイミングなども特に問題ありません。
そんな感じで。ヘッド形状や表面の平滑性のおかげか純正ピストンよりも明らかに燃焼が
安定しているし、非常に良いピストンだと思います。
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