0000032access
青色単車さん
2015/11/27 03:21
サスペンションセッティングについてはズブの素人な私が、自分でもサスを触ってみたいと思い同シリーズの構造編と一緒に購入しました。漫画で解説されている点、他の方々の詳しくわかりやすく書かれているというインプレも、購入のポイントでした。
サスペンションを触ってみたいと思った動機の一つが、自分のバイクを乗りやすく、疲れにくいバイクにしたい!ということです。
トドのつまり、結局ノーマルが乗りやすい、とよく聞きますが、ライダーの体型は、それぞれ違い体重も変わります。スピードレンジも人それぞれで、どこに焦点を置くかによってセッティングも変わってくるだろう。そういった疑問をわかりやすく解きほぐしてくれる1冊でした。
恥ずかしながら、以前、コレで良い!と思っていたセッティングが。ただの自己満足で、かつ明らかに方向性が間違っていたことにも気付かせてくれました。この本を読んで、サグを見直してみたり、圧側、伸側の調整を行い、ベストではないのかも知れませんが、以前とは見違えるほど乗りやすいセッティングが出せました。しかし、ベストなセッティングが出せる本!というわけではないと思います。サスペンションセッティングには、コレで良いだろうと各機構の調整幅を、絞りを詰める時間が必要です。この本は、セッティングに割く時間を減らしてくれる一面を持った本だと思います。
あのコーナーに焦点を当てたい、他は乗り方でカバーするにしても、あのコーナー、それに類似したシチュエーションで自分が安心して走れるバイクにしたいと考えるようになると今までのあーでもないこーでもないと思い体感していたこと、この本から得られた情報が合致し、セッティングが面白くなりました。おかげで自分の中で、こういう場面では、このセッティングが良いだろうと何パターンか思い浮かぶようになりました。また、分かりやすい本ですが、さらに自分の中で噛み砕くと、セッティングを変更すれば、バイクの挙動は焦点を当てた部分以外のコーナーでも変化するし、焦点を当てないコーナーを今までの乗り方でカバーするのではなく、ライダーもバイクの動きに合わせて乗り方を変えるべきとも思わせてくれました。
ひたすら読むという感じではなく、漫画ですから、昼休みにぼんやり眺めて過ごしています。閃いたらメモしてますが(^^)この値段なら買いです。
※この商品は友人や知人におススメできますか?⇒ YES!オススメできます。
コメント(全0件)