秋の長雨とスケジュールが合わなかったこともあり、普通二輪2度目の受験は2週間以上空いてしまいました。久し振りのCB400SFは前回以上に相性が悪かったのですが、一本橋も無事に渡りきり、『行けるかも?』と思った矢先、急制動でリアをロックさせてしまい、試験中止となりました。この頃は半分諦めモードになっており、『次、落ちたら小型でいいか…もう年も年だし』と思っていました。1週間後に予約を取りましたが、試験当日まで受けるかどうかを迷っていました。幸い、当日の天気は晴れ。重い腰を上げて試験場に向かいました。
3回目の受験ということもあり、今回の走行順は最後から2番目です。他の試験場は分かりませんが、府中は大型の受験者で1チーム、普通二輪、小型二輪の受験者で1チームと分かれています。(それだけ大型受験者が多いんですね)毎度の事ながら、次々と失格した受験者が去っていきます。1人大型の受験者の方が何のトラブルもなく完走されたのですが、その方も合格はできませんでした。
『今日は厄日か?どうせ私もダメだろうな…』
気負いが無かったのが良かったのか、前回がウソのようにバイクが言うことを聞いてくれます。あれだけ苦手だった一本橋もすんなりとクリア。スラロームもリズム良く通過し、最後の急制動まで順調に来れました。
『あれ?今日のオレ、調子良い?』
急制動を終えたときに試験官がマイクで「○○さん、外周回って急制動をもう一回!」と言われたのですが、キチンと聞き取れずスタート地点に戻ってしまいました。てっきり試験中止だと思っていたのです。
戻ってきた私の元へ試験官が慌てて駆け寄り、「違う違う!急制動をもう一度やって」と言われ、初めて状況を理解しました。改めてコースに出て、急制動!何も言われなかったので坂道を通過してスタート地点に戻りました。
結果は合格!
どうやら1回目の急制動はブレーキをかけるのが早かったようです。特に他に注意されることもなく気を良くした私はまたしても勢いだけで大型二輪の申し込みをしてしまったのでした。
7へ続く…
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