麺屋家元さんのバイクいじり日記 「フロントフォーク（インナーチューブ）の清掃」

説明用の画像ですが、こんな感じでダストシールを浮かせます。

マイナスドライバーや硬質ヘラで軽くコジれば浮きます。



※注意※
長年やってないダストシールなら、止めた方がいい。経年劣化で、破損するかもしれません。

また正立サスなら、ここまでやる必要はないと思います。(個人的意見です。)あくまでも倒立サスならやった方がいいでしょう。

ダストシールを浮かすと、こうなります。

この状態でシリコンオイルで丁寧に汚れと水分とゴミを取り除いてください。
私はキッチンペーパーを使います。

仕上げにエアーを吹いておきましょう。

はい。
これが今回のお勧めです。

AZ社のCKM-002極潤滑剤です。
とても粘度の高いオイルです。

これをインナーチューブに塗布し、薄く薄く塗り伸ばします。
半ゼリー状なので、とにかく薄く伸ばします。

CB1300SFにも同様に塗り込む。

ダストシールはイジりませんよ。
ダストシールを戻したら、ダストシールにも薄く潤滑剤を塗布しておきます。


最後に、空タオル等でインナーチューブをよく磨きこむ。
とにかく余分な油分は取り除くこと。

余計な油分はゴミを付着させダストシールからゴミを侵入される原因になります。



最後にポイントを纏めます。
◆洗車や雨天走行の後は、必ず手入れを!
◆普段の手入れはシリコンスプレーだけで十分です。
◆シリコンスプレー無いなら、オイルなら何でもいいです。が、ゴム(ダストシール・オイルシール)を侵さないモノを!
◆ダストシールをズラすのは、倒立サスのみ。
◆長年動かしてないダストシールなら、触らないこと。
◆手入れの後、余分な油分は極力拭うこと。


新車から心掛けてれば、錆ないし、オイル漏れも7年程度は起きません。

以上です。


ではでは、楽しいバイクライフを♪