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Dスケさん
2016/09/23 13:14
走行距離も4.5万kmを超え、スプロケットナットには洗っても洗っても取れない汚れが堆積。
どうしようか悩んでいるときに思い切ってナットに変えることを検討。
錆びないということで、検討にあがるのはステンレスかチタン。でもステンレスも実は錆びます。
ステンレスは、一般的に出回っているものとしてオーステナイト系su301が有名ですが、実はいろいろな種類があります。すごく大きい括りになりますが、鉄にクロムとニッケルを混ぜた合金がステンレスです。
クロムなどが鉄の表面に不動態皮膜を作り、これが内部を守るので「錆びにくい金属」であるわけです。言い換えれば表面の不動態皮膜が破壊されると、いくらステンレスといえど錆びてしまうわけです。
そしてステンレスの不動態皮膜は酸や塩化物イオンによって徐々に破壊されてしまいます。
また塩化物イオンの半径が小さいため、表面皮膜が破壊された微細孔を通りやすく、通ってしまえば鉄ですので簡単に錆びてしまいます。素材自体が鉄の合金であるために、不動態皮膜が弱く腐食が生じてしまうというわけです。
それに引き換えチタンの酸化皮膜は塩化物イオンに対して安定的であり、塩化物に対して高い耐食性を持ちます。ステンレスは鉄の合金、チタンは純金属のため、酸化に対して違いがでるわけです。
チタンは空気(酸素)に触れた途端、酸素結合を起こし、表面にだけごく薄いチタン酸化物の不働態皮膜が形成されることで、この皮膜が外界からチタンを保護します。また何かの都合でこの不動態皮膜が破壊されたとしても、空気(酸素)とすぐに結合するため、錆びないわけです。(まぁ酸化被膜自身が錆なのですが・・・)
そういった腐食性を考えると、やはりチタンになるのですが・・・
いろいろ調べていくうちに、チタンという素材自体が硬度がありすぎてナットとして使うには、摩擦力が足りないことが判明。
そもそもネジというものはネジ溝(オスとメス)同士の接触による摩擦力で締結するもの。当然素材に粘りがあればあるほど、締め付けたときの緩みにくさには優れるわけです。ですので硬度が高いチタンは表面摩擦力が弱いので、スプロケットナットとして適しているかというとまた疑問があるところですが、高強度ネジロック剤+乗る度に増し締めすればいいかと思い購入。
実際に商品が届いたときに気づいたのですが、緩み止めのためにチタンスプリングワッシャ―が付属している!!
さすが大手のTITANIUM64!
まぁ念のため、スプロケットナットを取り付ける5か所あるうちの1箇所のみ、ネジロック剤を使わずに取付け。ネジロック剤を一カ所つけないのはスプリングワッシャ―でしっかりと緩み止めができるかどうかの検証です。
とりあえず見た目には満足!但しスプリングワッシャ―を嵌める厚み分、ナットを締めこめないために多少の不安が残りますので、乗るたびに緩みチェックは必須だと思われます。
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