今回は、初めて訪れる林道です。着いて早々に見つけた広場へ浮かれて入ります。案の定コケました。直ぐに立て直して、 キック始動を試みますがエンジンが、かかりません。 林道は、下り坂になっているので、 押しがけに変更です。 何回か押しがけするも、不発。たどり着いた先には、綺麗な滝がありました。文字通り、ここは谷底
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FZR750R OW01のシートを新作しました。純正のシートは薄く硬いため、長距離を走るとお尻が痛くなっていました。そこで、浜松市のシートジョイセカンドさんに依頼して、シートを製作しました。純正シートは、シートベースがないため、FRPでシートベースを作ることから始めました。試作を繰り返し、シートカウルとのフィッティングを確認しながらの作業です。表皮は、非常に質感の良いものを使い、アクセントとして赤いステッチを入れました。バックレストも作りました。乗り心地は格段に良くなりました。また、ハングオンする時のお尻の移動もスムーズにできます。シートベースの型がありますので、ご興味のある方はご連絡ください ・・・
CB1100Rの純正マフラーを取り付けます。レーシングスタンドだと、サイレンサーがスタンドに当たるので、車体はサイドスタンドで立てます。車体の右側にマットを敷いてマフラーを上に置きます。マットごと車体の下にずらして位置を合わせます。1人でも取り付けはできますが、サイレンサーやフレームに傷が付くのを防ぐため、当店では必ず2人で取り付けます。1人が車体の後ろ側でサイレンサーを持ち上げ、もう1人がエキパイを持ってフランジを取り付けます。通称、菊座フランジですが、フランジの中にカラーを入れて取り付けます。このカラーが落っこちやすく、はめにくいのですが、これは慣れが必要です。また、エキパイのガスケットは ・・・
昔走った林道の名前が思い出せません。場所は、まんのう町塩入温泉の奥にある林道2本。この2本は上部で繋がって、 小さな池を取り囲む周回路が特徴です。 林道名をネットで調べても、 なかなかヒットしません。どうしても気になるので、 確かめに行きました。林道入り口の塩入温泉は、 ぬるっとした良いお湯で、食事もできる、 地元ライダーに人気のスポットです。 林道に着くと、そこは工事中。以前あった林道名を記した道標を探しましたがみつかりません。工事の看板には、林道名は書かれていませんでした。残念。気を取り直して、反対側の林道へ向かいました。こちらは以前の通り走れました。短い林道ですが、適度に凸凹していて楽 ・・・
CB1100Rの車検整備をしていますが、リアキャリパーのピストンの動きが悪く、マスターシリンダーのブーツ内にも、フルード漏れがあります。そこで、オーバーホールすることにしました。キャリパーのピストンを抜くには、ブレーキホースを切り離す前に、マスターシリンダーの油圧でできるだけピストンを出しておくのがコツです。抜いたピストンは、腐食が酷くなかったので、磨いて再使用可能なレベルでした。キャリパー側は、ダストシール溝にフルードのカスが溜まっており、これがピストンの動きを悪くする原因なので、丁寧に完全にカスを除去します。ピストンシール、ダストシールを付ける前に、キャリパーにピストンを入れて、すんなり入 ・・・
今回訪問した林道は、まんのう町平川線です。昨年の暮れに訪問したときは、 数本の倒木に前進を諦めました。さて今回はどうでしょう。全長は2kmもない短い林道です。前半、砂防ダム沿いの道は草刈りされて走りやすい!と浮かれてた直後に、ぬるっとフロントタイヤが切れ込んで冷や汗。中盤、この林道目玉、初見ライダー殺し!先のラインを見て進まないと、 深い雨裂に進む道が無くなる 林道あみだくじ‼終盤、倒木は綺麗に処理されていました。地元の方か、お好きなライダーかは分かりませんが、保守ありがとうございます。などととは、走ってる最中は考えてもいません。だって、ここが一番凸凹してるんです。コケないように必死にのぼって ・・・
CB1100Rですが、フロントをぶつけてしまいブレーキディスクが曲がってしまいました。新品は廃盤なので、当店の中古在庫に交換します。いきなり交換するのではなく、まずはディスク単品で精度測定をします。定盤の上に置いて、取り付け面に対してディスク面の平面度を測定します。ホイールに取り付けたら、車体に組む前にまた測定をします。精度の出ている部品どうしを適切に組み合わせれば、精度の良いアッセンブリーができます。ホイールを車体に取り付けたら、キャリパーを組む前にサポートだけを組んで、キャリパーセンターが出ているか確認します。ホイールを回転させて、サポートとのクリアランスが変化しないか確認します。今回は、 ・・・
今年のおみくじは”小吉”でした。一言でいうと「全方位に注意して生活せよ」の有難い内容でした。ということで、新春ツーリングは、香川-徳島の県道3号、志度山川線、通称109峠です。その通称から、「ギャルがいる」とそそのかされて 連れていかれたライダーがいたとか、いないとか。グーグルマップには県道3号の表記がありますが、実質林道です。古くは、高松方面から剣山スーパー林道へのアクセス路で、「109峠を越えられなければ、剣山スーパー林道を走る資格はない」と言われ、香川初心者ライダーの最終関門でした。私の記憶は、真下の地面ばかり見て、空を見たのはコケた時だけです。ゆえん香川ライダーは、地元林道の扱いをして ・・・
CB1100Rのエンジンをオーバーホールしていますが、シリンダーヘッドを分解している時に、バルブガイドのガタが大きいことに気が付きました。早速、ガタの測定をしてみます。サービスマニュアルでは、バルブガイドの内径とバルブステムの外径を測定して、その差をガタとみなすのですが、楕円に摩耗したバルブガイドの内径を測定するのは難しいので、バルブをガイドに差して直接ガタを測定します。ガタは0.8mmもあり、桁外れのガタでした。バルブガイドの打ち換え決定です。ガイドの打ち換え方法は、サービスマニュアルでは叩いて抜いて圧入するとしか書いてなく、簡単そうですが、実際にはそんなに簡単にはできません。バルブガイドは ・・・
CB1100Rのエンジンオーバーホールで、最大の難関といえばシリンダーの取り外しです。スタッドボルトとシリンダーの間に砂利が入ったり、錆びてしまったりして固着しているのが原因です。いちばん手っ取り早い方法は、スタッドボルトを切削してしまう方法です。しかし、これは機械加工屋さんにお願いしなければなりません。ショップレベルでできる方法は、地道にスタッドボルトの固着を取るしかありません。固着を取るには、衝撃を与えるのが効果的です。ダブルナットを掛けてインパクトレンチで緩めれば、少しずつですが砂利が取れていきます。注意しなければならないのは、延長パイプなどを使って力技で緩めようとすると、スタッドボルト ・・・
本日11月30日は、剣山スーパー林道のシーズン最終日。剣山のツキノワグマさんへ、明日からは、うるさいバイクは通りませんので、安心して冬眠してください。などと考えながら、先日の動画を編集してたら、わりと見やすい動画になりました。なんでかな~?路面がきれいだからかな~葉を落とした木と山と空が綺麗だからかな~絶景なのは、いつものことだしな~ひとつ思い当たることがあっ、”直線”が多い・・・カーブが無いと、動画見ても気持ち悪くならないよ_| ̄|○走ってる最中は見えていない、遠くの美しい景色も映っています。後半は、10台ぐらいのライダーとすれ違いました。というわけで、お暇なときに見てみてください。
CB1100Rのエンジンを降ろします。1100RはFと違って、フレーム右側のダウンチューブが溶接されていて外れないため、オイルパンを外さないとエンジンを降ろすことができません。オイルパン、オイルストレーナー、オイルパスボディなどを外すとクランクケース下面は真っ平になります。オイルパンの底には、たくさんの異物がありました。砂利はオイル注入口から入ったと思われます。オイル注入の時には、注入口の周りをしっかりと清掃することが大切です。エンジンは車体の右側に降ろします。1人がカウルステーを持ち上げていて、2人でエンジンを降ろします。カウルステーを外さなければ、配線を外す必要がないので工数短縮になります ・・・