かなりレトロな車両の整備をご依頼いただきました。ホンダのMTX50です。車齢約40年ですがまだまだ現役の車両。ですがさすがに各所に経年劣化がみられ、いろんな液体が漏れ出していました。
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KTMの2024モデルも発表されましたね。2サイクルモデルはTBIになるとか。 TPIとTBIどちらもインジェクションには変わりありませんが、インジェクターの位置に違いがあります。TPIはシリンダーに、TBIはスロットルボディにインジェクターがありTBIの方がよりキャブレター式に近い構造なようです。四輪車ではTPIの方が優れている、と言われることもあるようですがTBIに変更してきたあたり、KTMにも彼らなりの設計思想があるのでしょうね。 さて、少し脱線しましたが今回は2019年式XC-W TPIモデルの、リードバルブ交換です。 現場で不調や破損があるわけでは無いのですが、納車以来交換されていな ・・・
キャブレターを分解し、清掃作業を進めます。まずは左右に分割します。どうやら3番4番のスロットルバルブが固着している模様。ケミカルを使い無理せず固着部分の腐ったガソリンを溶かしていきます。加速ポンプが付いているので通路を点検。キャブレターのジョイントパイプ部分からケミカルが漏れてきました。メインのジョイントパイプもやはりダメでした。覚悟はしていましたが1、2番と3、4番のリンクも全バラシしすること決定です。ここを繋いでいるチョークバルブのネジが小さい上にゆるみ止め加工されていてかなり曲者なので壊さないように慎重に作業します。壊れたら部品はありません。無事にバラして清掃と部品交換を進めていきます。
あけましておめでとうございます。まあ、年末年始だからといって普通の連休と変わりはなく、むしろ寒いのでバイク乗りとしてはお盆やゴールデンウィークのほうが有難いというのが本音だったりします(笑)。 というわけで日記も平常運転な内容で。2021年10月、次男の通勤のため取り付けたトリッカーのリアボックス、元々はシルバーでした(画像3)が1年経たずに色褪せてきたため、昨年10月に同じく色褪せが目立っていたハンドガードと共にオレンジに塗装していました(画像2)。 その時からリアボックスは後々車体同様に一部をシルバーで塗りたいと思っていたので、寒くて塗装には不向きな季節ではありますが、せっかく時間がある年 ・・・
CB400Fourのエンジンがかかりにくいとの依頼を受けました。状態を確認。かかってしまえば大丈夫なようですが、冷間時の始動性が悪いです。このバイクはポイント点火なのでまずはそっちから点検していくことにします。ポイントを点検調整し、点火系を見ていきます。やはり冷間時は始動性が悪いです。キャブレターオーバーホールをします。清掃し、硬化したゴムパッキン類を交換し、油面調整をしていきます。このキャブはチョークも調整する場所があるので調整していきます。旧車のキャブ、他は手を入れた形跡があってもチョークは狂っていることが多いです。組み付けてエンジン始動、冷間時でもかかりやすくなりました。あとは暖気してキ ・・・
ケミカルどぶ漬けで洗浄し、なんとかフロートチャンバー側の分解は終わりました。かなり強固に固着していましたが、フロートのアームも折らずに済んで一安心、と思いきや、1ヶ所パイロットスクリューの先端がねじ切れてキャブの中に残りました。洗浄液が入りきらなかったのか?もう一度洗浄液に漬け、固着部分を溶かし、時間はかかりましたが何とか取れました。ジェット類やキャブレターの各穴の洗浄にかかります。しかしどんなに洗浄液につけてもニードルバルブの固着は直らなかったので新品交換することに。スロットルバルブも固着して動きません。リンクをバラし分解します。1番と4番のスロットルバルブが抜けません。また時間をかけて固着 ・・・
入院で遅れていた次男の就職が決まりました!バンザーイ!就職先は何の因果か、私が35年前のお盆に峠をRZ250R(1XG)で走っていて転倒し、足を骨折して3ヶ月ほど入院したり、その後も大晦日の夜、頭文字Dに触発されてAE86を買った友人の助手席に乗って宴会の買い出しに行く途中、いいところを見せようとしてコーナーを曲がりきれず、ガードレールに真っすぐ刺さりながら横倒しで田んぼに落ち、シートベルト義務化以前だったため頭でフロントガラスを割って額から大量出血した際もお世話になったという病院です。ただ、当時と違って今はリハビリ専門になり、高級ホテルのように豪華な建物に変わっていますが、とにかく不思議な縁 ・・・