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ガソリンタンクはひどい状態でした。錆落とし剤で何度も洗浄しました。燃料コックはオークションで入手した純正新品に交換しました。
錆取革命 腐ったガソリンの洗浄剤:PROTOOLS
エンジンは20年動かしていなかったと言う事で不安もあり実働車のエンジンを、マフラーは錆がひどくて前側のプロテクターがうまく外れず比較的程度の良いものを、それぞれオークションで入手しました。
エンジンはバラせるところはバラして清掃、塗装、グリスアップなどを行いました。ベアリング類は異常なさそうだったので交換していません。ピストン廻り、リードバルブもそのままです。ガスケットは業者さん(マニアックコレクション)のを購入しました。エキゾーストガスケット、プラグも新品、エアクリーナーは汎用品をカットして詰めました。
ドライブベルトはZOOK用は廃番ですがPAL用が若干幅が広いですが使えるようですね。とりあえずエンジンに付いていたベルトを使ってPAL用は予備部品としました。
元のエンジンとマフラーは清掃後に予備として保管しています。
参考:
NGK エヌジーケー 日本特殊陶業:BR8HSA
https://www.webike.net/sd/1954689/
KITACO キタコ:963-1000002
エキゾーストマフラーガスケット2個入り
https://www.webike.net/sd/115176/
マニアックコレクション
ホイールも錆がひどくここでグラインダー(+保護メガネ)を買いました(笑)手作業じゃムリです^^;薬品で塗装を落とす事も考えましたがなんか危なそうだしZOOKくらいの規模ならそこまでしなくて良いかなと言う事でガリガリやりました。
参考:
IRC アイアールシーMB52 【70/100-8 2PR WT】
https://www.webike.net/sd/19994337/
DUNLOP ダンロップチューブ
https://www.webike.net/sd/1759578/
NAFCO 100mmディスクグラインダー DG-100N
https://nafco-online.com/products/detail.php?product_id=25937947
ブーツ類は切れてしまったものも多く接着剤で補修してもダメだったのでオークションでフロントフォークを入手して切れていないものを確保。フロントフォークの先のブーツを入れるのに苦労しましたがプラ板をガイドにしてなんとか切れずに着けられました。(ひとつ切ってしまいましたが^^;)
スイッチはハイビーム切り替えスイッチとホーンスイッチは純正の新品部品がまだ残っていました。ウインカースイッチ(廃番)は模型用の塗料を筆塗りしました。
メインキースイッチは二カ所のプラスチックの爪で止まっているだけなんですが構造がよくわからずに外す時に力が入って片側を折ってしまいました。カプラーも外せないーー;爪を接着剤で付けようとするもうまくいかず、メインキースイッチの固定はハンドル取付部裏側からタイラップ止め、カプラーは結局外せず配線をカットしてコネクタで脱着できるようにしました。
ケーブル類に関しては純正部品はすべてすでに廃番、ブレーキケーブルは高かったんですが前後純正新品を手に入れました。まだ使えそうだったので元のケーブルは予備としておいておきます。ブレーキシューはオークションで入手しました。
で、試走の際にスピードメーターケーブルが切れてしまいました。純正は廃番なのですがデイトナのライブDio-ZX70mmロングタイプが付くようです。無事作動も確認できました。
参考:
デイトナ スピードメーターケーブル ZOOMERホイールカラー(41432)取り付け用 950mm
ZOOKステッカー一覧
オイルコーションラベル(純正)
ドライブコーションラベル(純正、当時と色が相違)
グローブボックスラベル(純正、当時と文言が相違)
カラーラベル(廃番、テプラで複製)
メンテナンスコーションマーク(廃番、テプラで複製)
ボディサイドマーク(廃番、業者販売されている複製ステッカー)
タイヤラベル(廃番、「ばくおん!」スピンオフを描かれている漫画家の蒔野靖弘先生に個人的に元の型を作っていただきステッカーを作成、感謝!)
タイヤラベルも本来はクリアに白文字ですが、クリアだとステッカー作成時に高価になるため背景色をボディカラーで作成しました。
ドライブコーションラベルは新車ではクリアに白文字でした。グローブボックスラベルは文言が違っています。別のステッカーにパーツナンバーが統合されたのかもしれませんがまだ純正で残っているので見た目は違いますがそれをそのまま使用します。 レジスタッドナンバープレート(廃番)とヘルメットホルダーラベルはオリジナルをそのまま使用しました。
シンプルな外装のZOOKでは純正のステッカーがきちんときれいに揃っていると新車感が増すと思うのでここはちょこっとこだわりました。さすがに新車には見えないでしょうけど^^;
参考:
蒔野靖弘先生の作品:ばくおん!! ~天野恩紗のニコイチ繁盛記~
https://mangacross.jp/comics/onsa
ボディサイドマークのステッカーを販売されているsitosa77さんの出品ページ
最後の組み立て。ミッションオイル(ホンダG1を90ml)を入れて1/50くらいの混合ガソリンを用意しました。ホームセンターに混合ガソリンを簡単に作れる容器があるんですね。即買いでした(笑)
組み上げてからエンジン始動を試みるものの、かかってもすぐ止まってしまいます。う~ん。。
サービルマニュアルのエンジン始動不良フローを順にやりましたが原因がわからず、CDIを新品に交換したりマフラーも替えて試したりしましたが最終的にはキャブレターのスロージェットが詰まっていました。
外装も塗装して組み付けます。ナフコにあったミントグリーンのスプレーで純正より明るい色でしたが結果的には良い色になったと思っています。後で気がつきましたがちょうど自転車のビアンキのチェレステカラーとほぼ同じでした。ステップ部分などおそらく塗装は剥がれてくると思うので下塗りはせず軽く吹くだけにしました。気になればまた塗れば良いと思っています。ライト廻りは普通のグレーのスプレーを吹きました。
プラ部品はガスバーナーで白化を消す方法もあるようですが、試しにやったら失敗したので途中でやめておきました^^;どうもやりすぎてしまって溶かしてしまいますね。結局白化していたプラ部品はすべて塗装しました。
参考:
KN企画 ケイエヌキカク KNキカク :HONDA GK8系 CDI【純正対応番号】30410-GK8-784
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