ハリーさんのKTM FREERIDE 250R レース・競技会日記 「HGOヒルクライム大会（山口県岩国市）」

岩国市の山奥にあるHGOオフロードパークにやってきた。私はフリーライド250R、アキジさんはSY250Rで出場する。空気圧を後0.2前0.4にセットした。広島・岡山・山口・福岡から集まった36人の坂好きライダーが腕を競う。

8セクションを午前・午後に1回ずつ計16回トライする。トライするヒルの順番は自由だ。1回の制限時間1分で時間内なら何度でもトライ可能。成功5点、チェックポイント通過3点、失敗・棄権は0点。押し上げOKだけどマシンを投げたら0点。

第1ヒルをアキジさんが登っていく。もう少しのところで登頂ならず。私もあの辺りで失敗してしまった。竿立ちになったフリーライドのリカバリーで観衆を湧かせてしまって恥ずかしい。

第3ヒルをゴール地点から見下ろす。こんなところをセクションにする発想がおかしい。第1ヒルより助走が短いのに斜度はきつくて路面も凸凹だ。私はチェックポイント通過が精一杯だった。

第4ヒルは最終コーナー後のキャンバーヒルがクセ者だ。コーナーの棚で止まってしまうとキャンバーヒルは登れない。コーナーを曲がる勢いのままで登る必要がある。理屈通りには走れずに私は制限時間オーバーだ。

第5ヒルは5段ヒルだ。5つの段差にリズムを合わせないとトラクションが抜けてしまう。私は午前午後とも時間内で再トライしたけど計4回とも4段目で失速してしまった。登れそうなイメージがあったのに残念だ。

第6ヒルはゴボゴボ路面の急登坂だ。短い助走が難しい。最後のしゃくれにある切株に要注意だけど私はそこまで到達できず。無理っぽく感じるヒルは登れないものだ。

第7ヒルもゴボゴボ路面のS字ヒルクライム。最後の根っ子越えにみんな苦労していた。私はそこまで到達できず。こういうタイプのヒルは登っておきたいところなのに。

優勝は北九州のEDライダーだ。全てのヒルを一発で登ったらしい。信じられない。世の中には凄い人がいるものだと改めて感心した。

ガチ勢に混ざって出場したエンジョイ勢の私もたっぷり楽しむことができた。第5と第7は悔いが残るので次回は登りたい。第1だって練習すれば登れるような気がする。

ハラグロさんとその仲間たちの情熱で満たされたヒルクライム大会を堪能した。これだけの大会を成功させたことに拍手する。セクション開拓のみならず諸々の準備を想像するだけで気が遠くなる。親切なスタッフの皆さん、お世話になりました。食べ放題の昼食サービスがとても美味しかったです。

次回の開催は12月10日だ。今回の優勝者に初見一発オールクリアされたのが不満なハラグロさんは新セクションを準備するらしい。練習しておくかな。

そんなことを話しながら、アキジさんにトランポを運転してもらって高速道路を走って帰宅した。

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