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ベンチャータカさん

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海外ツーリングの記憶(8)-a 驚嘆のロッキー 2500kmツーリング in Canada in 2016

ツーリング期間
2016年08月10日 ~ 2016年08月18日
走行距離
2461km

以前から夏のカナダを走ってみたいと思っていたが、2016年から山の日が祝日となり、お盆の夏休みと連続して長期の休暇がとりやすくなり、これを機会に思い切って行くことにした。

3月くらいから予定を立て始め、バイクレンタルの問い合わせと航空券の手配を4月中には終えておいた。


バイクは、バンクーバーにある Cycle BC Rentals & Tours https://vancouver.cyclebc.ca/ から借りることにした。
ここは8年前に1日だけレンタルして、初めて海外ソロツーした思い出のあるショップ。

当時の担当マイクがショップマネジャーになっており、またリピーター割引が適用されるなどの条件も良く、彼とメールをやり取りしながら今回のツーリングが形になった。

休みの日程との兼ね合いでレンタルは7日間、ルートは概ね地図のように設定し、ほぼ300km~400km程度の間隔で宿泊予定を決め、出発までにモーテルの予約も済ませておいた。

フライトは、エア・カナダ・ルージュで関空-バンクーバーを予約しておいた。

写真は、関西国際空港に駐機中のエア・カナダ機

2016年8月10日(水)

16:25関空発予定のエアカナダ便は、到着便の遅れで実際の離陸は約1時間後となったが、バンクーバーには20分遅れまで挽回し、現地時間のAM10:15に無事到着。

モーテルのチェックインにはまだ時間的に早いので、しばらく空港で時間をつぶし、頃合いを見て空港からスカイトレインに乗る。以前来たときにはまだ建設中だったが、電車があるとやはり便利。

スカイトレインをオリンピックビレッジ駅で降りて、10分少々歩いてモーテルへ。

写真は、バンクーバー国際空港

モーテルは、バイクレンタルショップから200mくらいの位置にあるため、借り出す日と返却の日に泊まることにしている。

チェックイン後、午後3時ごろショップへ行きレンタルの手続きを行う。

バイクは以前所有していた、SUZUKI Vストローム650A。
勝手知ったるバイクで気が楽なのと、長距離は疲れず燃費も良い。

手続きは30分ほどで終わり、バイクをモーテルへ移動。
たった200mとはいえ、右側通行を意識していても最初はつい左に寄ってしまう。
危ない危ない(汗)

モーテルからのツーリングスタートのルート確認のため、歩いて道順の確認をし、さらに食料や水の買出しなども行っておく。

今日は長旅の疲れと時差ぼけの解消のため、早々に休んだ。

2016年8月11日(木) 快晴

朝5時半に目が覚めた。5時間ほどは熟睡できたかな。

朝のこの時間には、外はもう白々と明け始めている。サマータイムということもあるが、昨夜は9時近くまで明るかったので、1日の時間がすごく長いことになる。

宿泊したモーテルから、7:30頃に出発。

今日の予定は、バンクーバーからペンティクトンという町まで、約400km。

昨日モーテルからの道順を確認しておいたので、高速道路トランス・カナダ・ハイウェイ1号線に迷うことなく入ることができた。

平日の朝のため、一般道も高速もクルマが多いが、こちらはバンクーバーから郊外に向かうため、道の混み具合が全然違う(バンクーバー方面はすごく混んでいた)。

ハイウェイは、都市部はほぼ3車線で速度規制は80kmだが、郊外に進むに連れて段階的に高まり、最高は110kmまで。

この1号線はトランス・カナダの名の通り、カナダを東西に横断する幹線。ただ有料区画はごく僅かで、ほぼ全線無料。

今回の走行区間では、バンクーバーから郊外に向かうときに渡る橋(ポートマン・ブリッジ)が有料。

料金の支払いは、カメラがナンバープレートを読み取って、クルマの所有者にチャージする仕組みとなっている。

今回は、通行料が少額なため、料金はレンタルショップが持つということだった。

朝は気温が低く、出発時にはちょうど良いと思ってジャケットの下に長袖1枚を着たが、走っているうちに寒くなり、途中でハイウェイを出て長袖を重ね着した。

その後、トランス・カナダ・ハイウェイ1号線を順調に進み、分岐点のホープという町までやって来た。

ホープからはハイウェイ3号線を東へ。
天気は良いが少し肌寒さも感じる中、しばらく80km制限の1車線道を進む。

道は広くて走りやすい。
2車線部分も多く、適度に遅いクルマの追越ができるようになっている。

さらに郊外に進むと、余程の山道を除いて制限速度は100kmとなる。

クルマは多いとは言えないものの、割と交通量があり、良い景色だからちょっと路肩に停めて写真撮影とはなかなかいかず、少し広い場所を見つけて停まるしかない。

プリンストンという町に到着。

初日なので、何かと慣れないことが多いが、特にスピード感覚の違いになかなか慣れない。

道幅が広いとはいえ、一般道の100kmはかなりのスピード感である。
しかも、クルマはその10~15km増で後ろから迫って来るので、まだ右側通行とスピード感覚に慣れていない身としては、何とも困った。

周囲は山に囲まれた森林地帯。
プリンストンからペンティクトンまでは結構な山道だが、クルマ通りは少ない。


ハイウェイ3号線をそのまま進むと、アメリカ・ワシントン州との国境へ行きつくが、途中のケレメオスという町から、宿泊地ペンティクトンへのショートカット道、ハイウェイ3Aを北へ折れる。

写真:「97号線合流まで1km」のロードサイン。

ハイウェイ3Aから97号線に合流し、しばらく進むと右手にスカハ湖が見えてくる。

ここからペンティクトンの町に入るまで、スカハ湖岸を見下ろして走る。

ペンティクトン市街地に入る直前には、湖水浴をしている人を多く見かけた。

モーテルには、早めのPM2::30ごろ到着。

朝は2枚重ね着をするくらいの気温が、昼を過ぎると日差しがきつくなり30℃を超えてくる。

朝と昼の気温差が大きく、モーテル到着時は汗だくになっており、午後はあまり走らないほうが良さそうだという事が分かった。

給油してからモーテルへチェックイン。
エアコン全開で少し休んでから近くのスーパーに買い出しに行き、あとはモーテルでゆっくりやすんだ。

1日目の走行距離 408km
ガソリン 14.325L

写真は、宿泊したPlaza Motel

2016年8月12日(金) 快晴

今日は予定では、一番長い移動距離になる。
ペンティクトンから北東方向、カナディアン・ロッキーの麓町、ゴールデンまで約410kmの予定。


昨日の宿泊地ペンティクトンは、スカハ湖とオカナガン湖に挟まれた町。
宿泊したモーテルに、水着を着た家族連れが何組か泊まっていたから、湖水浴に訪れる人が多いようだ。

モーテルを朝7時半には出発。朝方はやはり気温が低い。
昨日のこともあり、長袖を1枚余分に着ておく。

写真:宿泊したモーテル、部屋は2階だった。

ペンティクトン市街地から97号線に出て北上する。

市街地を出ると、すぐにオカナガン湖畔。オカナガン湖は南北に100km以上もある細長い大きな湖。

大半のクルマは、湖岸道の97号線を、90km~100km制限のプラス20kmくらいで疾走していく。

オカナガン湖畔を北上すると、途中にケロウナという大きな都市がある。
朝の通勤時間帯と重なったためか、ケロウナ付近は交通量が多く混雑している。

97号線は、ケロウナまではオカナガン湖の西側を、ケロウナで湖をまたぐ橋を渡って今度は湖の東側を北へと進む。

この付近には、オカナガン湖以外に大小多くの湖があり、それらを横に見ながら、97A号線でシカマスという町に到着。

シカマスに近いマーラ湖。

ここシカマスから、再びトランス・カナダ・ハイウェイ1号線を東へ進み、いよいよロッキー山脈に近づいていく。

写真は、レブル・ストークの(道の駅のような)休憩施設。

同じトランス・カナダ1号線だが、昨日の地形とはずいぶん違い、ロッキー山脈の一部に入ってくると雄大な風景の山岳道路となる。

通行量は昨日よりも少なく走りやすいが、100km制限の1車線道は、後ろからどんどんクルマが追い付いて来るので、チンタラ走ってられない。

本当は景色を眺めながらゆっくり走りたいんだけどな・・・。

レブルストークからゴールデンまでの100km区間は、豪快な山岳道路で、このような風景が続く。

普通、距離が300kmを超えてくるとガソリン給油が心配になるが、Vストローム650は燃費が良く、ガソリンマークが点滅しても安心。

この区間最後の150kmにガソリンスタンドはないが、目的地ゴールデンまでは安心していられた。

ゴールデンで給油し、モーテルにはPM2:30くらいに到着。
午後はやはり暑い。

後で分かったが、同じブリティッシュコロンビア州だが、1時間の時差があり、実際の現地時間は3:30だった。

後日カナダのタイムゾーンを確認すると、ブリティッシュコロンビア州レブルストークから南東部は、同じ州内でありながら山岳時間ゾーンに分類されているようだった。

2日目の走行距離 434.4km
ガソリン 16.778L


海外ツーリングの記憶(8)-b 驚嘆のロッキー 2500kmツーリング in Canada in 2016 へつづく
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コメント(全2件)

杉さん
日記拝見しました。
海外ツーリングなんて夢の夢、なのに今度はカナダ、さすがですね。
C-16のロッキーの雪景色素晴らしい!これぞカナダツーリングの醍醐味、心奪われますね(^-^)
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ベンチャータカさん
杉さん、いつもコメントありがとうございます。
海外ツーリング、自分も初めは夢として抱くだけでした。しかし海外ツーリングを実行した先輩諸氏の経験を参考にさせてもらいながら、いろいろな不安を抱えつつも、訪れた先それぞれで貴重な経験を重ねることができました。カナダの大自然も素晴らしかったです。
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