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松千代さん

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5台
ウェビ友
1人

フロントブレーキの引き摺り解消(ドルソ編)

車種名
APRILIA SMV750 DORSODURO
Myバイク
ドルシー、DD

ドルソの方もブレーキの引き摺りが少々あったので修正してみました。
まず、自分のドルソは中古で友人から買ったのですが、最初から非常にアクスルシャフトの入りが悪く、プラハンで叩かないと抜けない、入らないという状態でした。
タイヤ交換の時に気づいてその時修正をすれば良かったのですが、特に問題は無かったし時間が無かったのでそのうちやればいいかって放置してたんですよね。
で、まず現状はこの動画のような状態でした。
まあまあ普通ですね。 ただ、RFの回転の良さに比較するとだいぶ引き摺りがあるようです。
https://youtu.be/g0ZmjYWtcbA

で、とりあえず何が原因なのか調べるためにブレーキキャリパーを両方外してみました。
最初乗車右側のキャリパーを外してみましたが、全く変わらず。 で、乗車左側のキャリパーのボルトを緩めた途端ホイールの回りが軽くなりました。
つまり左側のキャリパーのパッドが原因のようです。
両方のキャリパーを外したホイールの回転はこんな感じです。
普通に良く回りますね!
ローターの歪み、ベアリングの不具合も無いようです。
そうなるとキャリパーのピストンの動きとかが怪しいのですが、キャリパーを調べてみたんですが、ピストンも正常でとくになにも問題ありませんでした。
https://youtu.be/p9XTHTtOudU

で、ホイールを回してよくよく観察してみると、アクスルシャフトとホイールベアリングの接合部に歪みがあるようです。
動画では分かり難いかもしれませんが、回転させてアクスルシャフトとホイールの接合部を拡大して見ると少し歪みがありホイールが真っすぐ付いていないことが判ります。
https://youtu.be/kqqtVrPViJk

そこでホイールを外し、アクスルシャフトを外し、シャフトの歪みをチェックしてみても歪みは特に無し。
で、良く見たらどうやら左右のフォークの長さが微妙に違うみたいで、通常自分が行うようにフォークトップの突き出し量で厳密に左右をあわせてしまうと写真のようにほんの少し右のアクスルの穴の位置が上になってしまいます。それでアクスルシャフトの入りが悪く、無理やり入れるとアクスルシャフトが斜めに入ってしまいそれがホイールが真っすぐについてない原因のようです。

フォーククランプを緩めて左右の位置をアクスルシャフトがスムーズに入るように調整しました。結果左右の突き出し量は1ケガキ線程ずれてしまいましたがこれでアクスルシャフトは平行に取り付けできました。

プラハンで叩かないと抜けない、入らないアクスルシャフトでしたが、フォークの位置調整をして動画のように軽く抜き差しできるようになりました。 これでアクスルシャフトが平行になりました。
https://youtu.be/8up0s4d1OQA

フォークの位置を調整後、ホイールを組んでもう一度アクスルシャフトとホイールの接合部をホイールを回しながら見てみると歪みは無くなったようです。
https://youtu.be/lPmg2kuEb70

そしてホイールとブレーキを正しい手順で組んだ結果動画のように修正できました!
ほぼRFと同じ位良く回るようになり、押し歩きも修正前と比べ驚くほど軽くなりました。
原因はアクスルシャフトが平行に付いてなかった為、ホイールが斜めになっていて、そのためローターが左のキャリパーのパッドに斜めに当たっていたため引き摺りが発生ということだったようです。

これだけ軽くなればきっと燃費も良くなると思うのでタンクの小さいドルソにとってはとても良いですね。

今回のポイント。
・ブレーキの引き摺りはキャリパー以外に原因がある場合もある。
・突き出し量を合わせるのはあくまで基準として、実際はアクスルシャフトが平行であるかないかが重要。 左右の突き出し量に多少の差が出てもアクスルシャフトの平行を優先すること。(ただし、あまりにも差がある場合はサスペンションのOHが必要かも)
https://youtu.be/k5hGQcxe_XE
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