ポイ・シュガポフさんのHONDA CB450セニア バイクいじり日記 「燃料系の刷新（予定外）」

さ~て、メンドクサイけど、タンク外そうか、


ここで突発的に問題が発覚!!

ピューと噴き出すガソリン!!!!

えぇっ?

なんで?????

タンクの下部連結って、一々外すのは面倒なのでフューエル連結ジョイントでワンタッチで外せるようにはしたんですが、それでもなお漏れる。

前々からガソリンの臭いがする箇所だなぁ、とは思っていましたけど。

急きょラインを引っこ抜いた栓にはこの赤いブツ。

これはバッテリー購入時にエア抜きにハマってるゴム栓です。
ご使用前に必ず外して液を入れてね、って注意書きしてある、あれ、です。ここの栓にピッタリなんですよ。

もう、ガソリンまみれです。

気分も悪くなってまいりました!!!!

もう~~~、なんでこんな事が!!!

紙コップに突っ込んであるのが、問題の穴あきライン。

あ~~~、割れてますよ。

ハイ。

こりゃダメだ。危ないですよね。ラインのジョイント外すときに引っ張ったのが直接の原因かもしれませんけど、これはないわ~。

破れ箇所、内部がおかしなことになってます。

内側がまるで腐食みたいになってます。

何か白く濁った滓(おり)状の付着物。

どうやら不動期間が長く続いた際にここに腐ったガソリンが溜まって化学変化でも起こしたんでしょうか???

まぁ、もう文句言っても始まらないので、新しいフューエルラインでジョイントを新設します。

ガソリンの臭いで気分悪いですし、ストーブも消して換気するために寒空の下、屋外で作業です。

うわ~、真冬に一番やりたくないパターンですわ。

燃料系を全て更新しました。

写真なんか撮ってる暇は無い!!!!!

寒くて死にそうでした。ハイ。

んで、劣化ライン問題を全て片付けて、最初の目的、点火時期の調整作業にかかります。

・・・ここまでくるのが、本当に長かった。

あぁ。もう少し。

すんげぇ見えにくいですが、LF-LTという刻印との間に2本線があります。ここで点火せよ、ということですね。Lなので左気筒用です。先に爆発するのは左なんですね。

点火時期をうごすには、このユニットごと回転させます。力技ですね。


コンピューターとか、ECUだとかで制御された最新マシンにお乗りの皆さんがとてもうらやましいです。

もー、色々あったのですが、全て乗り越えて、火入れです。

本当はこの点火時期調整の後に、キャブレターの同調も調整しました。

これがまた長かった。またジョイント外して、キャブからライン抜いてタンク外して。

スロットルワイヤーの張りと取り回しの調整から始まって左右のスロットルが同時に動くように。

写真撮ってる暇など無し。

やっと、作業をすべて終え、もう一度タンク付けたところで体力の限界を迎えました。
アラフォーオヤジの身体はボロボロです。(元から)

これでエンジンかからなかったどうしよう、とか本気で心配になってしまいましたけど。

なんと。

あ、あっけなくキック2,3発でかかってくれました。

素晴らしい。

やれば出来る子だったじゃないか!!

正しい圧縮、燃料、点火があれば旧車でも問題無くエンジンかかるんですよ。

「なに当たり前のこと言ってるの?」と言われるでしょうけど、旧車っていつもどっかおかしいとこ抱えてるんですよ。それも複数。

本日は色々やった。
フューエルライン、点火時期、キャブ同調。

電気系も全て新調。フルトラ点火ユニットにダイナコイル、巻き直したジェネレーターコイルにMOSFET型の最新レギュレーター・レクチファイヤ。

アイドリングの安定っぷりが素晴らしい。

自画自賛です。誰も褒めてくれないし!!

もう、今日はこの辺でかんべんしといてやるわっ!!!!