ポイ・シュガポフさんのHONDA CB450セニア バイクいじり日記 「我慢できず・・・」

と、いっても5分もかかりません。
付属のクッションシートを選んでバッテリーケース内部で動かないように挟んでみて、これでイイか、となったらボルト2本締めるだけです。

早速エンジン始動。

キュルルルルルルルルルル~、というよりか、ジャアアアアアアアア~という音なんですが、締めきったガレージに響き渡ります。この世代のCBはセルモーターの動力でクランクを回すのはチェーンなんです。その音のほうが大きいのでジャアアアアアアアア~という音になるんです。

をを~~~、すぐに初爆。一発始動!

アイドリングの爆発がすごく安定しているのが判ります。このCB450は点火系をセミトラ化してあるんですが、性能出し切ってなかったんだなぁ~(小波感)

うぅーーー、調子の良いツインサウンド、もっと聴いていたいのですが、このままだと排気ガスで死んでしまいます。

名残惜しいのですがエンジンOFFに。

早く週末にならないかなぁ~~!!!

と、ここでバイク屋さんでワイのCB450の整備中の画像を拝借して。

これはこのCB450エクスポートのセルモーターの整備中の様子。
この時はワンウェイクラッチ部のピンを交換しています。このピンが永年使っているうちに当然摩耗してしまう訳で。年式的に作動に支障をきたしている車両は多いと思います。キックのみで始動しているオーナーも多いでしょう。

こういう古いバイクをしっかり分解・整備できるバイク屋さんは少ないのですが勿論ちゃんと存在します。

同じくセルモーターの整備の模様。

ドナーから使える部品を移植している様子。
このプラスネジも良く緩んできてしまうそうです。緩むと当然当たる訳で、双方金属を削ってしまうわけで。

こういうややこしいところまでしっかり整備してくれているので、安心して乗れます。

この日記では散々アラを探しては公開してしまっておりますが、旧車はその辺りも込みで購入するもんです。ハイ。
タンク内部が半分腐ってキャブが一式ダメになり、自分で交換。
別に気にしてません。
バッテリー弱ったまま納車されてカブらせてしまいえらいことに。
バイク屋さんではキックでエンジン始動してたんだから、気が付かなかったんですね。
それは仕方ないですね。
ダメなら自分で交換すればいいんですよ。


この辺、自分で乗り越えてなんとか走れるようにする、っていうのが旧車の楽しみ方なんじゃないかと思っております。

最近のバイクはエンジンスタートもキーレスだったりするらしいですね。便利だろうな、っていうのは自家用車でキーレスのありがたさ、便利さっていうのは知っているので判ります。
でも、こういう手が掛かる機械と真剣に向き合うのもバイクの楽しさですよね~~?

シーーーーーーーン。
(キョロキョロ、あれ?誰も居ない・・・・)