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雷 扇子さん

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雷 扇子さん 雷 扇子さん
  2010年03月31日

スタビライズド・ステータコイルベース交換

■車種名
HONDA GORILLA [ゴリラ]
■Myバイク
ゴリさん
■難易度
中級
「3点支持」って、何やねん?

と思っていたら、クランク・シャフトの支持点数らしく、単(気筒)なら2点でアカンのか…?

という質問に、プロの知人は

「こんな長い(長いのか?)クランクの先端に、こんな重たい(重いのか??)フライホイールを付けてあるから、振動が出て当然(ホンダ…いや、ホンマか?)。」

と教えてくれ、さらに、

「ベアリング入りのこの製品は、理に叶っている」

…ということで、ノーマルのフライホイールのままクランク・シャフトを2→3点支持にする

「SHIFT UP モンキースタビライズド・ステータコイルベース」

を購入、早速交換することに。

既に、ジェネレーターカバーとフライホイールを外し、ノーマルのステータベースが見えているところです。

ベースのまわりにシールブラックがはみ出ているのが、オイル漏れに泣かされた証拠。
Oリング交換では漏れが止まらず、シール材にお世話になりました。

ステータベースを外すと、こんな感じです。

ゴールドに輝く、デイトナ強化カムチェーンが見えてます。

あ、フライホイールを外すのに「フライホイールプーラー」は必ず要りますよ。

以前は、ゴリを購入したお店から作業の都度拝借していましたが、作業日とお店の定休日が重なると、作業自体が開店休業になるので、たまにしか使いませんが、(階段の3段目から飛び降りるくらい)思い切って…購入しました。

あわせて、「フライホイールホルダー」もあると便利です。

私はどちらも、デイトナのものを選びました。

パーツの取り付け自体は、カンタン。

製品の加工精度は高そうで、クランク・シャフトに正対しないとクランク・ケースに入りません。

初期のカジリ防止のため、組み付け前にベアリング部にモリブデングリスとエンジンオイルを1:1で混合して塗布しておきました。

切削加工された、キラキラ☆のコイルベースです。

コイルベースのOリングは附属してますから、ノーマルと交換後は元の通り、ステータを取り付け、各配線のカプラをつないで、フライホイールの「T」マークをクランク・ケースの切り欠きに合わせて取り付け、オイル充填後エンジン始動!

異常なければ、このあとジェネレーターカバーを取り付け、作業完了。

ベアリング部に塗布したグリスが、エンジンオイルに若干混ざるはずなので、早めに1,000km走行時にオイル交換しました。

組み込み直後は「ジャーッ」と音が出ましたが、オイル交換時にはアタリがついたとみえて、音は消えていました。

振動は嘘のように小さくなり、オイル漏れも止まって大満足!
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