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わっきぃさん
2024/03/27 18:37
ボロボロの900SS(900SL)を購入してレストアをしています。
そんな中、リヤウィンカーは様々な事情から超小型LEDの物に変更する事にしました。
フロントはカウル埋め込み型なのですが、これは車体デザインの一部なのでそのまま使用し、内部の電球もLED化したりはせず電球のままです。
そうするとフロントが電球、リヤがLEDというメンドクサイ事になるのですが、時代は進化していて様々なワット数に対応して全てイイ感じにしてくれるICリレーがあります。
問題はそのICリレーと元のリレーとの交換。
普通の国産車なら2極の汎用配置なのでリレーに付属する変換コネクターをブッ刺せば良いだけなのですが、残念ながらDUCATIは3極リレー。
しかも車体側にコネクターの受けがガッチリ固定されていて、そこにリレーを刺すという、国産車とは逆の配置になっています。
(国産車はリレー本体が車体にマウントされていて、そこにハーネスから伸びているコネクターを刺す方式が大多数のはず)
そこでリレーから出ている汎用コネクター(メス側)を切断して捨て、オス-オスとなる変換コネクターを自作する事にしました。
純正リレーの端子形状をよーく確認すると・・・H4ヘッドライトコネクターと同じだという事に気付きました。
そこでH4コネクターを作成するためにこのキットを購入。
H4バルブが刺さる受け側(メス)コネクターは豊富にあるものの、バルブ形状を再現するオス側コネクターを作成できる物は少ないのでプロツールスのセットはありがたい!
コネクター形状は合っているものの、残念ながらH4端子と純正リレー端子は幅が異なりました。
純正リレーの端子幅は約6.4mm、このH4端子の幅は約7.7mm、1.3mmほど太いので左右を0.6mmづつ削り込んで整えました。
ただ、端子は平板をプレスで180°折り曲げて生成しているので、端子両端を削ると折り返し部分が無くなってバラバラになってしまいます。
バラバラにならないように、両端を削る前に端子内にハンダを流し込んでプレスしてある板をベッタリと固定し、それから両端を削ると・・・リレー端子の完成!
完成した端子は差し込み部の幅が違うだけで他は通常のH4端子形状のままなので、普通にH4ソケットに刺して使用できます。
ICリレーと純正リレーの端子位置を確認して(そのまま刺しても機能しない位置関係になっていました)組み立てればOK。
車体側のリレー受けコネクターと、交換したICリレーのコネクターを上手く変換しながら接続する事ができました。
コネクターセットに含まれている端子は金メッキされた立派な物で、形状も強度も極めて普通で完璧。
『H4コネクターのオス』なんて滅多に出番無いはずですが、HIDやLEDの配線で困った時はコレでバッチリです。
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