わっきぃさんのYAMAHA TDM900 インプレッション

やたらと解りにくいブレンボのパッド。
種類も多い上にメーカーの製品紹介文言や解説文言では良い事しか書いてないので、どれを選べば良いのかサッパリ。

簡単に言えばこの『SA』パッドは、ハードブレーキングを求められないサーキット、そこまで高速にならないサーキット（筑波1000とか）に最適なパッドです。
イコール、公道をスッ飛ばす方にも最適。

素材はシンタードメタル系。
最近のシンタードパッドの例に倣って、このパッドもコントロール性に優れていて耐フェード性も良好。
公道でも（スッ飛ばす人なら）使いやすく、性能に不満を感じる事は無いでしょう。

ただし、欧州製品らしく粉はスゴイ。
これがメタルパッドか？というほどホイールは真っ黒。
また、感触としてディスクも削るタイプのようで、恐らく国産パッドよりもディスク摩耗率が高そうな気がします。
使い始めたばかりなので耐久性は未知数ですが、減りも結構早そうな予感がします。

見た目は赤くてカッコイイのですが、ベースプレートに分厚い塗料が乗っている状態なので、カチ！としたタッチを求める方にも不向きかも。
別にだからどうしたという話だし、それでどうこうなる物でもありませんし、むしろ自分のヘタさを上手く誤魔化してくれている気もしますが、感触として少し柔らかい感じ。
例えるなら純正パッドで裏にプレートが貼ってあるタイプみたいな感触・・・。

価格と性能と消耗度の何に重点を置くかで評価が変わりますが、公道でコントロール性と制動力をハイレベルでバランス良く欲しいのであれば、悪くない選択だと思います。
同じ赤いパッドでもデ〇トナの赤パッドとは全然違いますヨ。

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