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TT-Rさん
2017/08/06 00:32
XTZ125の純正マフラーを抜けの良い社外品に交換したので、吸気効率も上げてやろうと思って、この商品を購入した。
取り付けは20mmホルソー(穴開け器具)さえあれば、さほど難しくないが、どこに取り付けるかによって、空気の流れが変わるので、そこは工夫のしどころである。
私の場合、加工のしやすさから安易にエアクリーナーサイドに取り付けたが、サイドカバーを取り付けると、隙間はほんの数ミリしかなかったので、吸気効率という面では失敗だった。
空気を吸いやすい場所で、水は吸いにくい場所をよく考えて付けなくてはならない。できれば、エアクリーナー吸気ダクトからの吸気の流れを邪魔せず加速させるような場所に取り付けるのがもっとも良い。
エアクリーナーケースはほとんどが樹脂製だから、ホルソーで20mmの穴を空けるのは難しくないが、効果を出すのは難しいと感じた。
本当に吸気効率が上がるとキャブのセッティングも変えなければならないし、インジェクションの場合なら補正機能がうまく働かない場合は逆効果も考えられるだろう。
エアクリーナーケースに取り付けて、吸気量を上げるという製品だが、この商品が性能を発揮できる条件があるように思う。
1.キャブを大径化したため、純正エアクリーナーでは吸気が不足している。
2.エイプ系モデルのようにエンジンをディチューンして、純正エアクリーナーでは吸気をあえて制限してある場合。
それ以外では効果はあくまで「気分的」なものになってしまう。
高出力エンジンでメーカーがエアクリーナーダクトからインレットバルブまで吸気をうまくコントロールして、慣性吸気まで考えている場合は逆効果である。
いずれにしても、吸気についての一定の知見がなければ、効果を出すのは難しいと思う。
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