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Molten Goldさん
2017/07/13 00:06
そもそもアドレスV125というスクーターのノーマルサス(前も後ろも)が話にならず、更に言えば『乗り心地』や『曲がる』ということに関しても基本設計が悪すぎるのですが、多少チューニングスキルには自信があるので改善してスポーティーな方向に持っていくことを楽しみにしています。
本題に入ってこのサス、ダンピング調整なしでプリロード調整のみですが、その清さが良いと思います。
減衰調整ダイアルが付いていても、全く効かない製品は多いですし、V125を公道で走っているという条件なら基本性能がしっかりしていることの方が重要ですから。
この製品は多少スポーティーな乗り方をしてもバネレートもよく錬れており(私は体重約70kg)、ダンパーもしっかり効いています。
この辺りはBMFさんがV125ベースのスクーターレースに積極的に参加し、上級機種のZ-1レーシングモデルからのフィードバックが確実にあると思います。
よくミニバイクコースを走る場合や本格的にレースをするなら、上級機種が良いでしょう。
ただし前サスとスイングアームの動きを改善して始めて良さがわかります。
注意点としては、付属品は何もありません。
プリロード調整用のレンチも付いていませんし、下側ピボットは純正が10mmなのに対し、このサスは8mmです。
ですからもし購入する場合は、あらかじめ8mm変換スペーサーとピボットボルト、プリロード調整用のフックレンチを用意する必要があります。
最後に、純正のピボット間長さは315mmですが本品は330mmなので、少々リア上がりになります。
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