0000130access
3htkさん
2016/01/10 23:02
このオイルに交換して1000キロちょっとツーリングで使用した感想です。
交換直後は、エンジンフィール、シフトフィールともに軽く、あまり強く分厚い油膜を感じさせない感触でしたが、1000キロ走って激変しました。
エンジンはアイドリングでもわかるほど交換直後よりも擦れるようなノイズが強くなり、タペットの打音も大きくなってきました。
特にシフトフィールの悪化が激しいです。交換直後は、スコン、でもなく、カコッという感じで軽く入っていましたが、1000キロを超えたあたりで渋くなり、ついにガキン!というのもたまに出てきました。
クラッチの切れと繋がりにも違和感が出ています。
性能が一気にここまで低下したのか?と心配になりましたが、どうもそれには理由があるようです。
動画サイトなどでもプロステージSの性能については多数紹介されていますが、機関内部の汚れをオイルに積極的に吸着させて、部品にはあまり残さないような作用が強いようです。
したがって、1000キロ走ってエンジンやミッション内部の汚れをオイルが吸着したため、当初の性能からは変わってしまっただけのことかもしれません。特に、湿式多板クラッチのバイクなので、クラッチ板が摩耗すれば、それは全てオイルに混ざるわけです。半クラッチを多用すれば、尚更です。
考え方次第だと思いますが、頻繁にエンジンを下ろしてオーバーホールができる環境であれば、多少内部に汚れが残っても、潤滑性能だけに特化させたオイルで良いと思います。オーバーホール時に全ての部品を分解清掃して組み上げますので。
ただし、大多数のユーザーはエンジンのオーバーホールを頻繁にすることは経済的にも技術的にも困難だと思います。
それならば、エンジン内部の状態をできるだけクリーンに保つことができれば、結果的にオーバーホールサイクルは伸ばすことができるのではないでしょうか。
このオイルの場合、上記のとおり性能の低下がとてもわかりやすいので、あえて次のオイル交換も同じ銘柄を使おうと思います。少しタペット音が気になるので、粘度だけは上げる予定です。
※この商品は友人や知人におススメできますか?⇒ YES!オススメできます。
コメント(全0件)