ワサビさんの インプレッション

XR100モタードに取り付けました。バラストは左のシュラウドに縦に取り付けてあるオイルクーラーから、さらにステーを延長してシュラウド内に収めました。上下切り替え用のプランジャーはヘッドライト上側のカウル内に貼り付けてあります。

配線はギボシ端子の加工だけでしたが、バルブにPH7用のアダプターを付けてヘッドライトユニットに取り付けようとしたところ、純正のソケットは鉄板プレスなのに対し、アダプターのプラスチックの爪が厚すぎて入らず、ヤスリで薄くして取り付けました。

さらに、バルブとライトユニットの間に入れるスプリングも4巻きほどあり縮みきっても爪がかからず、半分ほどカットしました。そのほかにはたいした加工もなく、配線もヘッドライトカウルを外しただけで簡単に出来ました。

点灯した感想ですが、もともとPH7の配光はそれほど良くないのですが、ノーマルのフィラメントと位置が違うのか、光の広がり具合がはっきり言ってあまりよいとはいえません。それと、プランジャーのワイヤーを何度か調整しましたが、配光が良くないためか上下の差があまりなく、対向車にとってはややまぶしそうです。

多少の問題点はありますが、バッテリーレスの交流点灯のバイクで、アイドリングでもちらつくこともなく安定して明るく点いているのは正直驚きでした。バルブのアダプターをもうちょっと加工して調整したいと思いますが、この明るさと6000ケルビンの光はノーマルとはくらべ物になりません。お勧めだと思います。