kappakazusamaさんの インプレッション

ビラーゴ250のクラッチ滑り修理のために購入しました。

クラッチ滑りの症状が出たので、すぐに、クラッチプレート、フリクションプレート、ガスケット、Ｏリング、ワッシャーなど、一通り必要な純正パーツを発注しました。
（このへんは今までに何度もクラッチオーバーホールしてるので慣れたモノ）。

ビラーゴのサービスマニュアルでは、この純正のクラッチホールディングツールを使うように、と書いてはあるが、私は手持ちのツール（3150円）で作業できるだろう（過去のバイクで使っていた物）ということで見切り発車しました。

サービスマニュアルに沿ってクランクケースカバーなどを順調に取り外し、クラッチボスを外す段階で”クラッチホールディングツール”が必要になりますが、手持ちのクラッチホールディングツールでは、どんなに頑張ってもナットはウンともスンとも緩んでくれません。

ムキになって作業を続けるとヤバイ事になりそうな嫌な予感がしたので、ココは一旦作業を止めて、他の（まともな）クラッチホールディングツールを入手することにしました。

ショップに行ってツールを物色しましたが、手持ちのツールに比べて「明らかに強力そうな」ツールはありません。
この時点で諦めました。
ココで安物買いの銭失いをするよりも、高価だけど間違いないヤマハ純正のツールを買うことにして発注。待つこと4日間で届きました。

早速クラッチボスに噛ませると、強力無比にガッチリと掴んで、易々とナットを外せました。

決して安いものでは無いので、そうそう買うことも無いとは思います。
クラッチプレート交換を自分でやる私のような方には、長い目で見てオススメできるツールです。
ショップにクラッチプレート交換して貰う料金を考えると、決して損な出費ではないんじゃないでしょうか。
今後も使い続けることを考えると、このコストはまあ許容範囲だと思います。