九州のダート峠では最高標高の椎矢峠に挑むために早朝6時に熊本市内の宿を出た。天気予報は晴れで西の空は明るい。給油と朝食を済ませて国道218号を西進した。しかし国道218号のワインディングが気持ち良過ぎて林道への分岐点を15kmも行き過ぎてしまった。予定より1時間遅れて目印の内大臣橋にたどり着いた。
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オフ車乗りの宿命とも言える、「脇道についつい目が行ってしまう現象」。DR250Rで後輩とオンロードツーリングの最中、その現象に襲われた。しかし後輩はコテコテのロード車。その日は我慢し、後日レストアしたばかりのXLRで偵察に出たのだった。だがXLR80Rはオフロード車と言えども所詮はミニ。フルサイズに乗り慣れていると小柄で非力な車体もそれはそれで面白いものがある。しかし、当然ながら足回りも当然プアー。舗装路ならともかく、ダートでフルスロットル!なんて走りを続けると特にリアが付いてこないんです。そんなXLRと僕は、しょうもない路面のギャップに吹っ飛ばされ、写真の有様に。ただ、こんな事になってもナン ・・・