○スライドメタル消耗インナーカートリッジのピストンバルブにはスライドメタルが使われています。消耗品ですがメタルは非分解式で交換はカートリッジ一式アッセンブリーです。SHOWA SFFフォークからピストンを外してシム組み替えたピストンと交換したものの。組み込んでて思ったけど履歴管理してないから交換したピストンのスライドメタルの消耗具合が不明です。交換前と交換後のそれぞれのメタルの外径を測定してみました。カートリッジチューブに通してスライドさせると若干ガタを感じます。
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○伸側バルブのみ変更左右が独立したSFF独特の機構を生かして、まずは伸側減衰のシム構成を変更してみる事にしました。通常圧側バルブはカートリッジの底に固定されるためスライドメタルピストンでは無くOリングが使われ流用は出来ません。ただし今回は圧側は分解しません。同じSHOWA製の予備部品を使って伸側のピストンヘッドごとバルブとシムを置き換えます。伸側のシムを積み増して粘度と油面を変更し、圧側シムはそのままに粘度と油面で調整します。伸側フォーク:シム増、粘度:#7.5相当~#10、油面:100~110mm圧側フォーク:シムそのまま、粘度:#10~#15、油面:110~120mm
○ボトムリンクユニット計測ボトムリンクユニットを締め込んだ状態のフレーム側ホルダーの間隔を計測しました。何度か計測しても上下で若干の差異が確認出来ました。ボトムリンクユニットやサイドカラー等の寸法は以下の通り。サイドカラー:外径30x内12x高23スリーブ:外径20x内12?x高70(内径測り忘れ)ダストシール:外径40x内20x高5(座ぐり30x3)ユニットシャフト部:外径40x内26x高66(内蔵ベアリング外26x内20)※フレーム側のシャフト部分の寸法ユニットに挿入されるスリーブとサイドカラー2個を合計した数値がフレーム側のホルダー間の数値と近ければガタが少ない事になります。個別のパーツ ・・・
○エア抜き完了?右はすんなりいきましたが左フォークについてはエア抜きの最中にアウターチューブをフルボトムさせるとエアが吸われる感じ。通常はダストシールが密着するまではフルボトムしませんのでインナーとアウターを気密してるシリコンリングにアウターのネジ部付近で若干密着が緩むのかもしれません。右をやった時には特に何処までストロークさせるかは意識していませんでした。エア混入の原因は不明ですが現象は再現しました。マニュアルではトップキャップを押してダンパーユニットをストロークさせるのとアウターチューブをストロークさせるの2行しかエア抜き作業が書いてありません。なのでフルボトムさせずにアウターチューブをス ・・・
○プリロード調整範囲確認部品交換までは出来ませんが、残りの右フォーク分解とやり残した計測を行いました。BPFはフォークボトムにプリロードアジャスター機構が装着されています。アジャスター部分は特殊工具がないと分解出来ませんがアジャスターの作動範囲程度は確認出来るだろうとインナーチューブに塩ビパイプを突っ込んでプリロードアジャスターを最大回転まで締め込んでみました。13回転を越えたところで「パキッ」と言う音と共にせり上げ舞台になっている白いパーツが飛び出してしまい、一瞬壊したかとビビりました(^_^;)。※最大15回転までです。アジャスターを緩めて塩ビパイプで押し込んだら無事元に戻りましたがw。気 ・・・